1500万人の働き手が消える2040年問題 労働力減少と財政破綻で日本は崩壊する

野口悠紀雄

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784478065198
ISBN 10 : 4478065195
フォーマット
出版社
発行年月
2015年03月
日本
追加情報
:
293p;19

内容詳細

4人に1人は介護・医療従事者になる
異常な経済状況が待っている!

本当の問題は「デフレ脱却」ではなく「労働力不足」。

圧倒的な労働力不足で、日本経済は収縮し、
社会保障の膨張によって財政破綻の危機が一気に迫る。
医療・介護、年金、財政の問題はいかにすれば解決できるか。

【本書の内容】
はじめに 2040年問題とは何か

第I部 デフレ脱却で落ち込む経済

第1章 円安で得した人と損した人
第2章 日米逆の金融政策の帰結
第3章 実体経済はなぜ落ち込むか?

第II部 労働力不足と社会保障の膨張

第4章 労働力不足経済に突入する
第5章 医療と介護の問題はどうすれば解決できるか
第6章 公的年金の問題はどうすれば解決できるか
第7章 財政の将来はきわめて深刻
第8章 どうすれば成長を実現できるか

[著者紹介]
野口悠紀雄(のぐち・ゆきお)

1940年東京生まれ。63年東京大学工学部卒業、64年大蔵省入省、72年エール大学Ph.D.(経済学博士号)を取得。一橋大学教授、東京大学教授、スタンフォード大学客員教授、早稲田大学大学院ファイナンス研究科教授などを経て、2011年4月より早稲田大学ファイナンス総合研究所顧問、一橋大学名誉教授。専攻はファイナンス理論、日本経済論。
〈主要著書〉
『情報の経済理論』(東洋経済新報社、1974年、日経経済図書文化賞)、『財政危機の構造』(東洋経済新報社、1980年、サントリー学芸賞)、『バブルの経済学』(日本経済新聞社、1992年、吉野作造賞)、『「超」整理法』(中公新書、1993年)、『日本式モノづくりの敗戦』(東洋経済新報社、2012年)、『虚構のアベノミクス』(ダイヤモンド社、2013年)、『変わった世界変わらない日本』(講談社現代新書、2014年)、『期待バブル崩壊』、『仮想通貨革命』(ダイヤモンド社、2014年)、『金融危機の死』(日本経済新聞出版社、2014年)等多数。

【著者紹介】
野口悠紀雄 : 1940年東京生まれ。63年東京大学工学部卒業、64年大蔵省入省、72年エール大学Ph.D.(経済学博士号)。一橋大学教授、東京大学教授、スタンフォード大学客員教授、早稲田大学大学院ファイナンス研究科教授などを経て、2011年4月より早稲田大学ファイナンス総合研究所顧問、一橋大学名誉教授。専攻はファイナンス理論、日本経済論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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  • えちぜんや よーた さん

    要するに「これからますますビンボーになるよ」と。財政、社会保障、為替など現実の数値にもとづいて細かく丁寧に説明されているので、気が滅入りそうになる。どうせ読むなら「売り上げは七難を隠す」、「利益はすべてを癒す」的な話を読みたかった…。

  • 壱萬弐仟縁 さん

    重要なのは売上が増加していないことである(19頁)。資産保有額5000万円以上では株式保有多し(31頁)。結局はインフレで政府債務が帳消しになる(65頁〜)。140円まで円安が進んでも、物価上昇率2%の伸びは達成できず(81頁〜)。重要なのは、電気料金引き下げ(88頁)。現実的な前提では2031年度に破綻(198頁〜)。EU加盟条件を満たすには、消費税率27%(236頁〜)。EU基準にして日本にあてはめた場合のようだが、いずれにしても人口減少ゆえに、1人当たりの負担が国全体でも、地方自治体でも同じ。

  • シュラフ さん

    将来なにがおこるかは分からない。だが人口問題は別である。年齢の人口分布は我々に来たるべき未来をほぼ正確に教えてくれる。では、これからわずか二十数年後の2040年はどんな未来なのか。労働力減少と財政破綻で日本は崩壊の危機に瀕するという。見たくはない現実であるが、人口分布がそれを暗示しているのだから否定できない。但し、国も無策ではなく、いま政府のすすめている働く方改革の本質というのが、よく見えてくる。読んでみて愉快な書ではないが、子や孫の世代のために今われわれがやるべき多くのことを示唆してくれる一冊である。

  • モモのすけ さん

    日本人の必読書。財政破綻を避けるにはどうすればいいのか。 「本当に必要なのは、社会保障制度の見直しによって歳出の増加をコントロールすること、他方で生産性の高い産業をつくって経済力を高め、それによって税収を上げることだ」

  • mazda さん

    やはりそう来たか‥という感じですが、移民なしではやっていけない、ということのようですね。今のヨーロッパ、アメリカを見ても、こんな楽観的なことを言えるのがすごいです。移民受け入れで、特に経済に関しては一時的に良くなったように見えるでしょうが、それと引き換えに大きな問題を抱えることになるでしょう。その責任を取れるのなら、ぜひやってほしいと思いますが、その頃筆者は黄泉の国の住人でしょうか‥?

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野口悠紀雄

1940年、東京生まれ。63年東京大学工学部卒。64年大蔵省入省。72年エール大学Ph.D.(経済学博士号)。一橋大学教授、東京大学教授(先端経済工学研究センター長)、スタンフォード大学客員教授、早稲田大学教授などを経て、一橋大学名誉教授。専攻は日本経済論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載さ

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