社長の覚悟 守るべきは社員の自尊心

柴田励司

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784478062456
ISBN 10 : 4478062455
フォーマット
出版社
発行年月
2015年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
200p;19

内容詳細

著者の柴田励司氏は 38歳でマーサー・ヒューマン・リソース・コンサルティング(現マーサージャパン)日本法人代表取締役に就任。
その後もキャドセンター社長 デジタルハリウッド社長 カルチュア・コンビニエンス・クラブCOOなどを歴任。経営者 そしてアドバイザーという立場から150社を超える企業に携わってきました。
現在は 自ら設立した会社「Indigo Blue」で 経営コンサルティング事業と人材育成事業に取り組み 次世代のリーダー・経営者の育成に力を注いでいます。
一般に企業を動かすのは「ヒト・モノ・カネ」と言われています。
しかし 柴田氏の考えは違います。
モノを生み出すのも カネを増やすも減らすもヒトだと考えれば 大事なのは「ヒト・ヒト・ヒト」。
つまり 企業を生かすも殺すも「ヒトと組織次第」だと主張します。
動きすぎる社長の下では 経営のもっとも重要な資源である「ヒト」 つまり社員は育ちません。
これはこれまでの経営者やアドバイザーとしての経験を通じて得た 柴田氏の結論です。
そして 社員が育たなければ 会社の事業がうまくいくはずもありません。
たとえば 社長がすべての案件に口を出し 細部にわたって指示を出してきたらどうでしょう?
社長自身はそれで満足かもしれませんが そんな仕事に社員の納得感や達成感はありません。
やがて社員たちは仕事へのヤル気を失い 会社を去っていくか 社長の指示どおりに惰性で仕事をこなすようになります。
結果 その会社の経営は停滞するか 傾いていきます。
そう まさに「動きすぎる社長」が会社を潰すのです。
現在 何らかの理由で停滞している企業も トップである社長が 部下との接し方 社長としてのあり方を少し変えることで ふたたび活性化して 業績を回復させることができる。自らの失敗経験 多くのコンサル事例を踏まえ そのポイントを「7つの法則」としてまとめます。

プロローグ 38歳・新米社長 私の失敗
法則1 社員を動かそうと思ってはいけない
法則2 「社員のために」がヤル気を生む
法則3 伝えたいときこそ 聞く
法則4 悪い報告こそ歓迎する
法則5 できない社員には できるための支援を
法則6 何かを始めたら 何かをやめる
法則7 異動や抜擢で「いまに甘んじない組織」に
エピローグ 社員の先に見るべきもの

[著者紹介]
1962年東京生まれ。
上智大学文学部英文学科卒業後 京王プラザホテルに入社。
京王プラザ在籍中に 在オランダ大使館に出向。
その後 京王プラザホテルに戻り 同社の人事改革に取り組む。
1995年 組織・人材コンサルティングを専門とするマーサー・ヒューマン・リソース・コンサルティング(現マーサージャパン)に入社。
2000年 38歳で日本法人代表取締役に就任。
組織に実行力をもたらすコンサルティング 次世代経営者層の発掘と育成に精通する。
2007年 社長職を辞任し キャドセンター代表取締役社長 デジタルスケープ(現イマジカデジタルスケープ)代表取締役会長 デジタルハリウッド代表取締役社長 カルチュア・コンビニエンス・クラブ代表取締役COOなどを歴任。
2010年7月より「働く時間・学ぶ時間」をかけがえのないものにしたいという思いのもと 経営コンサルティング事業と人材育成事業を柱とする(株)Indigo Blueを本格稼働。
代表取締役社長を務めている。
著書に『組織を伸ばす人 潰す人』(PHP研究所) 『39歳までに組織のリーダーになる』(かんき出版)などがある。

【著者紹介】
柴田励司 : 1962年東京生まれ。上智大学文学部英文学科卒業後、京王プラザホテル入社。京王プラザホテル在籍中に、在オランダ大使館に出向。その後、京王プラザホテルに戻り、人事改革に取り組む。1995年、組織・人材コンサルティングを専門とするマーサー・ヒューマン・リソース・コンサルティング(現マーサージャパン)に入社。2000年、38歳で日本法人代表取締役に就任。組織に実行力をもたらすコンサルティング、次世代経営者層の発掘と育成に精通する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • hiro さん

    いやー、耳が痛い。私のことが書いてある!と思わずつぶやいてしまった。 エピローグ抜粋:「会社の成長には3つのステージがある。起業したときが第一ステージ。立ち上げた事業を通じて成果を出す段階が第二ステージ。そこから多数の利害関係者の利害を調整してまたさらに事業を発展させる第三ステージ。この本は第二ステージの社長の動き方、社員との接し方を書いた。」組織人事コンサルティングのマーサー社で社長をしていた著者の組織の作り方動かし方の考え方は参考にならないわけがない。仕事のやり方を、明日から少しずつ変えてみよう。

  • せいた さん

    期待通りというか、期待が大きかっただけに予想どおりというか、柴田さんの経験に裏付けられた良い本。世の中の社長が皆、こんな社長ならブラック企業なんて言葉はいらないんだろう。ただ社長も社員ばかりを見ている訳にもいかない気もするし、だからこそ「覚悟」がいるのかな。いずれにしても社長じゃないからわからないや。

  • ロドニー さん

    平易な言葉で自身の経験に基づいた内容で、言葉に重みがある。組織を動かすのは「ヒト・モノ・カネ」ではなく、「ヒト・ヒト・ヒト」。社員か心から「仕事がしたい」と思う環境づくりこそ社長が自分の時間とエネルギーを最も使うべき仕事。社長が自ら動くのではなく、権限移譲し、見守る。仕事が出来ない人は居ない。どのように動機づけを行うか、等々。社長ではなくて現場の管理職にも通じること。昔は瞬間湯沸かしだったと自身を振り返っているが、優しい人柄、公の為にという思いが溢れていると思う。

  • よねちゃん さん

    会社における社長の存在は神様みたいなもの。 社員に忖度させて話しずらい雰囲気をつくってしまっては だめだな。

  • 川上 大樹 さん

    まぁ、ね。うん。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

ビジネス・経済 に関連する商品情報

おすすめの商品