当たり前の経営 常識を覆したSCSKのマネジメント

野田稔

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784478039526
ISBN 10 : 4478039526
フォーマット
出版社
発行年月
2014年12月
日本
追加情報
:
224p;20

内容詳細

有給休暇取得率95%、残業1日1時間。「働き方改革」でワークライフバランスを正したら生産性が上がり、増収増益になった!心に訴える経営で、ホワイト企業が生まれる。

目次 : 第1章 合併で目指したITベンダーの未来(SCSとCSKは色合いの異なる会社だから合併に意味がある/ 経営理念づくりを通して、会社を一つにする ほか)/ 第2章 経営者が自分自身に課した責任(ITベンダーの役割は、“日本の製造業・復活”のお手伝い/ 大企業の経営層が本気になれない理由はどこにあるのか ほか)/ 第3章 “働き方改革”で生産性は高まるか(残業が多いだけ、生産性が低い。そこをまず改めよう/ 実はさまざまに考えられた残業削減のポイント ほか)/ 第4章 女性が活躍できない会社に未来はない!(女性登用も、まずは積極策でクリティカル・マス超えを狙う/ ダイバーシティも、同化の最終段階が一番難しい ほか)/ 第5章 SCSKが目指す次のパラダイムチェンジ(組織のスキーマ・チェンジはそんなに簡単には進まない/ 伝道師が生まれ、気づきと内省のプロセスも始まった ほか)

【著者紹介】
野田稔 : 明治大学大学院グローバル・ビジネス研究科教授。一般社団法人社会人材学舎代表理事。株式会社リクルートホールディングスリクルートワークス研究所特任研究顧問。野村総合研究所、リクルートフェロー、多摩大学教授を経て現職に至る。2013年に一般社団法人社会人材学舎を立ち上げる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • anco さん

    良い会社の共通項は経営理念やビジョンが明確であること。データはサイエンティストやコンサルが単独でどうこうできるものではない。お客様の懐に入り込み、抱える課題をベースに、現場でお客さまと一緒になって方法論を考えて、膨大なデータを発掘して、分析手法を編み出し、そのシステムを個別につくりだしていかないといけない。御用聞きではなく、自らニーズを探り、先回りをして、提案し、創造していくことが必要。

  • じゃい さん

    かなり詳しい話が書かれていた。それだけに少し事情がわかりにくい部分もある。 トップの号令で始めた制度が徐々に浸透している様子がわかった。仕事の効率を上げれば、残業が減るといった綺麗事ではなく、固定給が減ると思う人が大半であるという生々しい現実をトップが認識していることがすごいと思った。その対策として、目標達成した人にはボーナスを出すなどの施策も目からウロコだった。

  • shu_reading さん

    ★★★★goodな会社を作る為の必要な要素が理解出来る。当たり前とあるがそれを実践するにはトップの強い意志と魂を込めた取り組みが必要、それには資質に加えて覚悟と忍耐最後は責任を取る気持ちがトップに備わっているか。そしてそれを部下にいかに伝染させていけるか。スマートワークチャレンジ20の記載があるが、残業をしない、それが良い事なんだと思わせる仕組みや文化作り、理屈・損得を超えた感情での共感、簡単ではなかったと思う。それが出来るのもやはりトップのぶれない強い姿勢が肝になるんだろうなと思う。

  • 復活!! あくびちゃん! さん

    家族への手紙を書く等、経営者自らが、それだけの覚悟をもって実行しているのは素晴らしいと思う。ただ、最後に出てくるが、それにより社員はかなり苦しんで(苦労して)いると思う。個人的には、著者の書いた内容はそれほどでもないが、新将命氏の内容は、参考になった。

  • Akitoshi Maekawa さん

    働き方変革の参考として。いい企業の共通点は経営理念に基づいた意思決定・制度設計・従業員浸透なのだな、と思った。サイボウズの本を読んだ時と感覚が近い。理念策定の過程に社員が十分に参加・参画があったか、なんて観点はまさにシェアドビジョン。経営者も推進者も、従業員の可能性を引き出し切る・人として向き合いきる、ということを覚悟している組織っていいな。あと各論になるけど「駄目な会社の3Kは、紙・会議・コミッティ(委員会)」という記載が妙にしみた。初めてステコミって言葉を聞いたとき、意味が分からんかったなぁ。

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