銀翼のイカロス

池井戸潤

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784478028919
ISBN 10 : 4478028915
フォーマット
出版社
発行年月
2014年08月
日本
追加情報
:
373p;19

内容詳細

半沢直樹シリーズ第4弾、今度の相手は巨大権力!
新たな敵にも倍返し! !


「はっきり申し上げますが、御社にとっていまが─ラストチャンスです」


頭取命令で経営再建中の帝国航空を任された半沢は、 500 億円もの債権放棄を求める再生タスクフォースと激突する。 政治家との対立、立ちはだかる宿敵、行内の派閥争い ――プライドを賭け戦う半沢に勝ち目はあるのか?


【目次】
序章  ラストチャンス
第1章 霞が関の刺客
第2章 女帝の流儀
第3章 金融庁の嫌われ者
第4章 策士たちの誤算
第5章 検査部と不可解な融資
第6章 隠蔽ゲーム
終章  信用の砦


池井戸潤 (いけいど・じゅん)
1963年岐阜県生まれ。慶應義塾大学卒業。1998年『果つる底なき』で第44回江戸川乱歩賞を受賞。2010年『鉄の骨』で第31回吉川英治文学新人賞を受賞。2011年『下町ロケット』で第145回直木賞受賞。他の代表作に『空飛ぶタイヤ』『ルーズヴェルト・ゲーム』や、この作品の前作となる半沢直樹シリーズ『オレたちバブル入行組』『オレたち花のバブル組』『ロスジェネの逆襲』などがある。

ユーザーレビュー

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池井戸作品のファンなので大変面白く読ませ...

投稿日:2021/03/12 (金)

池井戸作品のファンなので大変面白く読ませてもらいましたが、読後感の強烈な感動があまりありませんでした。パターン化された展開は安心して購入できますがその反面心躍る感動は得られないと感じました。残念。

aozo さん | 鳥取県 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 遥かなる想い さん

    半澤直樹シリーズ第4弾。 相変わらず面白い。 遺書から始まる本巻は 再建企業が帝国航空という 日航を想起させる題材で 興味深い。債権放棄を 巡る攻防、政治家との暗闘、極めて現代的な争いは 妙に視覚的で奇妙にも 堺雅人がなぜか浮かんでくるのが面白い。 大物政治家、行内派閥、 悪徳再建弁護士、 そしてあの金融庁の黒崎 審査官…お決まりのパターンながら、読者を巻き込む 筆力は断トツで、一気に 読破できる…そんな話だった。

  • サム・ミイラ さん

    ついに半沢直樹もここまできました。今回のお相手は政治家とその仲間です。ついでに銀行内部にも御約束通り敵がいます。にしても毎回やられてんだからいい加減半沢潰しも諦めなよと思ってしまいますが。民主党が政権奪取し事業仕分けとか派手にパフォーマンスしていた頃の話で、どうやらこの大臣は蓮舫氏のようです。日航の業績悪化も当時は大問題で池井戸氏は事実を基に上手く物語に転化していますが今回は少々薄っぺらく爽快感は今一つ。次はぜひ米国あたりと闘って欲しいもんです。理解者の中野渡頭取がいなくなり今後が気になる半沢直樹です。

  • Yunemo さん

    まっとうな銀行員で居続けること、言葉変えれば、まっとうな社会人として居続けること。これって難しいことなんですか。組織の中で自分の立ち位置を自分で決めたい、でもほとんどが決められてしまうこと。ここでの焦燥感がいつの間にか、いたらぬ方向へ。こんな感じで組織を卒業するケースが大半。特に銀行の世界ではそれが強いのでしょう。本作品の中で、トップの信念が、取り巻く部下たちとの互いの信頼感が、強く描き出されており、この新鮮さがさらに本作品の良さを引き出してます。あくまでフィクションの世界で堪能できるものとして読了。

  • どんちん さん

    ふむふむ、さすが4作品目ともなると、安定した展開で気持よく読むことができた。同期3人の会話もそれなりに興味深く、さり気なくストーリーを盛り上げる。個人的には、近藤がしっかりと過去を克服し、活躍し続いけていることがうれしかった! 期待通りの黒崎の動きも今回に限っては、意外な面もあったりと、新たな発見!新たなキャラとしてトミさんが参戦するが、今回限りの出番ぽいのが残念だ。スピンアウト作品をぜひ!と思う。

  • れみ さん

    半沢直樹シリーズ4作目、破綻の危機に瀕する航空会社の担当になった半沢が奮闘するお話。半沢の、相手が政治家だろうと決して長いものに巻かれないところが素晴らしい。現実では難しいけど、だからこそ面白い(^^)それにしても黒崎が出てくるとどうしても愛之助さんの顔が目に浮かぶなあ…^^;

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人物・団体紹介

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池井戸潤

1963年岐阜県生まれ。慶應義塾大学卒。’98年『果つる底なき』で第44回江戸川乱歩賞を受賞し作家デビュー。2010年『鉄の骨』で第31回吉川英治文学新人賞を、’11年『下町ロケット』で第145回直木賞を、’20年に第2回野間出版文化賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたもので

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