アダム・スミス 人間の本質 『道徳感情論』に学ぶよりよい生き方

小川仁志

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784478027677
ISBN 10 : 4478027676
フォーマット
出版社
発行年月
2014年11月
日本
追加情報
:
174p;19

内容詳細

21世紀の資本主義社会を快適に生き抜く方法。

目次 : 第1章 人間にとって一番大事なものは何か?―同感という発見/ 第2章 正しい世の中とは何か?―正義論/ 第3章 ルールをつくればそれでいいのか?―完全な社会秩序/ 第4章 なぜ私たちは頑張るのか?―人間を動機づける称賛と非難/ 第5章 金儲けは悪か?―金儲けと両立する徳/ 第6章 グローバリズムにどう立ち向かうべきか?―徳の普遍性

【著者紹介】
小川仁志 : 哲学者。徳山工業高等専門学校准教授。1970年京都府生まれ。京都大学法学部卒、名古屋市立大学大学院博士後期課程修了。博士(人間文化)。米プリンストン大学客員研究員(2011年度)。商社マン、フリーター、公務員を経た異色の哲学者として、商店街で「哲学カフェ」を主宰するなど市民のための哲学を実践している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • aof さん

    道徳感情論を読む前の参考として読んでみたけど、、、わかりにくい!というより、信頼性がないというか、スミスがそう思っていたのか、作者がそう思っているだけなのかの区分けが曖昧なところが多い。 でも、資本主義社会において、「弱さ」と「賢明さ」が大切という、「弱さ」にもスポットを当てているところは、スピノザとも共通するし、今の「賢明さ」を欠いた社会において考えるべき命題かもと思った。 【図書館本】

  • Mitz さん

    アダム•スミスといえば、『国富論』と「神の見えざる手」…そんな固定観念があり、『道徳感情論』という著書の存在を知った時は強い違和感を持ったが、何冊かの解説本を読んだ今、この著の内容こそが、アダム•スミスが伝えんとししていた事なのだと強く思う。利己心の追及を肯定しつつも、そこに道徳的歯止めをかける事を説いたその内容は、まさしく人間の本質をつくものであり、精神の安定、そして公共秩序につながるものである。無機質な経済学や歴史も、“人の心”に焦点を当てて捉えた時、血の通った、より実感が沸くものになるかもしれない。

  • 清游@草ぶえの丘で森林浴♨︎ さん

    人間の本質は他人よりよく思われたいという野心にある。その弱さが世の中を繁栄させる契機である。全否定せずコントロールすべき

  • Nakako Hamamoto さん

    昨年から大注目されている、アダム・スミスの「道徳感情論」。資本主義といえば、自由競争なんだけど、彼はその根底に必要なものについて解いていた。それは、「共感する心」である。彼が描いた資本主義と、現在の資本主義は大きく乖離しているのだ。ここに何らかのヒントがあると信じたい。

  • のらりくらりと さん

    野心は否定しないけれど、限度が大事。自分のためにも。 そう言いたいのだろうと思った。

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小川仁志

1970年、京都府生まれ。哲学者。山口大学国際総合科学部教授。京都大学法学部卒、名古屋市立大学大学院博士後期課程修了。博士(人間文化)。商社マン、フリーター、公務員を経た異色の経歴を持ち、徳山工業高等専門学校准教授、米プリンストン大学客員研究員等を経て現職に至る。専門は公共哲学。哲学をベースにした課

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