世界を巻き込む。 誰も思いつかなかった「しくみ」で問題を解決するコペルニクの挑戦

中村俊裕

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784478026090
ISBN 10 : 4478026092
フォーマット
出版社
発行年月
2014年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
229p;19

内容詳細

国連、スタンフォード大発ベンチャー、パナソニック、MITも魅了された!世界の“一流”は、なぜ彼らと仕事をしたがるのか?マッキンゼー、国連を経てニューヨーク、インドネシアで起業。テクノロジーと寄付者と途上国NGOをつなぐ全世界注目の日本人が初めて語る。

目次 : はじめに 必要な場所に、必要なものを。―シンプルなテクノロジーで、世界を変える/ 第1章 僕が世界の最果てを「現場」とした理由―24億人以上が抱える問題から目をそむけない/ 第2章 国連でできたこと、国連ではできなかったこと―なぜ、ボトムアップが課題解決への近道なのか?/ 第3章 いま求められているのは、クリエイティブな「ローテク」―途上国のニーズをつかむための6つの課題と3つのアプローチ/ 第4章 憧れの国連を辞めるとき―技術と現場とお金をつなぐ、三方よしのビジネスモデルで起業するまで/ 第5章 危機を救ってくれたヒントはすべて「現場」にあった―企業とNPOのコラボレーションが、新たなイノベーションを起こす/ 第6章 日本の「モノづくり」を、世界は待っている―ボトムアップのアイデアを課題解決と製品づくりに活かす

【著者紹介】
中村俊裕 : 米国NPOコペルニク共同創設者兼CEO。京都大学法学部卒業。英国ロンドン経済政治学院で比較政治学修士号取得。国連研究機関、マッキンゼー東京支社のマネジメントコンサルタントを経て、国連開発計画(UNDP)で、東ティモールやシエラレオネなどで途上国の開発支援業務に従事。アメリカ、スイスでの国連本部業務も経験し、ソマリア、ネパール、スリランカなど紛争国を主にカバーしていた。2009年、国連在職中に米国でNPO法人コペルニクを設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • marco さん

    すごい人を見つけた。その人が憧れの国連を飛び出してまでやりたかったのは、「シンプルなテクノロジーで貧困を削減する」ということ。2014年の今、著者はその手がかりを見つけているが、ここまでの尋常ではない道程がそれを可能としている。お金に行き詰まったときでも、ビジョンを見失わない。その強さは公平な世の中を実現したいという思いに起因している。彼が成し遂げていることを考えれば、自分が取り組もうとしている事業はうまくできないはずはない。勇気をもらいました。

  • 壱萬弐仟縁 さん

    著者の仕事は、貧困層の生活課題を解決するテクノロジーを持続的に普及する仕組みをつくること(A頁)。3ストーン・クッキングは途上国で石3つ並べて薪をくべる方法(12頁)。汚水で下痢による脱水症状で死亡する子は1日4千人超(15頁)。1日1・25ドル以下が14億人、2ドル以下は24・7億人と厳しい数字(16頁)。ボトムからの視点が欠けると、貧困問題を解決する根本課題がぼやける(58頁)。千円以下で水浄化できるライフストロー(80頁〜)。

  • ちーたん さん

    小説のように感動しながら一気に読んでしまいました。本当に世界から貧困がなくなる気がします。大勢の人を巻き込んで、みんなで解決していく。これ以上の効率的なやり方はないと思います。

  • も さん

    「ラストマイルでの貧困削減を加速させる」をミッションとして活動するコペルニク中村さんの著書。国連の仕事をしていく中で、ドップダウンだけでは貧困問題を解決できないと気付き、ボトムからアプローチするためコペルニクを設立。コペルニクはシンプルで質の良いテクノロジーを貧困層が手に入れやすい価格で提供しています。興味を持ったのは資金の流れ。商品を販売した売上、クラウドファンディングを通じた寄付など多方面から資金を調達して事業を回しています。コペルニクの仕組みを知ることができてよかった!

  • かなすぎ@ベンチャー企業取締役CTO さん

    シンプルなテクノロジーで発展途上国の問題を解決するっていうのにすごい心惹かれた。筆者が書いてるように、最近の先進国で売られてる電化製品とかは、本当にその機能必要なのか?っていうほどハイテク化されていてるように自分も感じているからだ。「枯れた技術の水平思考」という言葉もあるが、それとまったく同じことだと思う。たとえ、ローテクな製品であったとしても、必要なタイミングで必要な人に届けることができれば、最先端の技術を使ったハイテクなものばかりが正義ではないということを本書は教えてくれる。

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