リチャード・フロリダ

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新クリエイティブ資本論 才能が経済と都市の主役となる

リチャード・フロリダ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784478024805
ISBN 10 : 4478024804
フォーマット
出版社
発行年月
2014年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
485p;21

内容詳細

クリエイティブ経済はすでに現実となった。新たな時代に、社会、経済、人々の行動はどう変わるか。未来に向けた、新しい資本論。

目次 : 第1部 クリエイティブ経済の時代(クリエイティブ経済/ クリエイティブクラス)/ 第2部 新しい働き方(機械工場と美容室/ 素晴らしい新たな職場/ カジュアル化)/ 第3部 日常生活(歪んだ時間感覚/ 経験の追求/ ビッグモーフ)/ 第4部 コミュニティ(場所の重要性/ 階層の地域分布/ 経済成長の三つのT/ 世界規模へ/ 場所の質/ クリエイティブなコミュニティの構築)/ 第5部 矛盾(格差の地域分布/ 増大する階層の重要性)

【著者紹介】
リチャード・フロリダ : トロント大学ロットマン・スクール・オブ・マネジメント教授。同スクールの地域競争力に関する研究所のディレクターも務める。ニュージャージー州ニューアーク出身。アメリカでベストセラーとなった『The Rise of the Creative Class』は15カ国以上で翻訳刊行され、一躍、著者を世界で最も注目される都市経済学者にした。ワシントン・マンスリー誌の最優秀政治書籍を受賞

井口典夫 : 青山学院大学総合文化政策学部教授、同大学社学連携研究センター(SACRE)所長。1956年東京生まれ。80年東京大学卒業後、国土交通省入省。94年青山学院大学。国土交通省交通政策審議会委員、港区都市計画マスタープラン検討委員会委員長ほか政府・自治体の各種委員会委員等を歴任。東京の都心にて、数多くの都市再生プロジェクトを手掛ける。専門は創造都市論、クリエイティブ経済論。日本文化政策学会理事、文化経済学会“日本”理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • えちぜんや よーた さん

    経済の主役が、P・F・ドラッカー(経営コンサルタント)とロバート・ライシュ(元・米国労働長官)の本で唱えられているニューエコノミーがさらに進化して、「クリエイティブ」という形態になっている。まあ製造業で繁栄した20世紀の産業戦士からみたら目がぶっ飛びそうな内容。「工場立てたからそこで働け」という上から目線ではなく、高度サービス産業に従事する人たちに対して、「どうぞいらっしゃいませ。わが街ではこのように住みやすくしております」という、おもてなし目線で分かりやすくかつ具体的に都市を開発すべしとのこと。

  • 壱萬弐仟縁 さん

    11年初出。クリエイティブ・クラス(CC)はカジュアルなドレスコードやフレックスタイム制、多様性を尊重する風土、実力主義に基づいた価値観を社会に持ち込んだ(3頁)。クリエイティビティは真に無限の資源で、分かち合える(4頁)。変化を最初に推進する役割を担うのはCC(8頁)。クリエイティビティは人からもたらされる(27頁)。これには統合能力が含まれる(37頁)。発揮するには長い時間を要する(40頁)。学位にはなかなか到達できない証。

  • おせきはん さん

    人的資本に関連する技術、才能、寛容性に関する指標から、知的及び社会的スキルを駆使した頭脳労働で報酬を得るクリエイティブ・クラスが特定の都市に集中するメカニズムを解説しています。都市の経済成長とゲイ・レズビアンの存在の関係に着目して話題になった分析の改訂版です。経済的報酬よりも、やりがいのある仕事、仕事に取り組む上での柔軟性を望むクリエイティブ・クラスが、主体的な経験をできるライフスタイルやコミュニティを大切にするなど場所の質を重視しているとの分析、人間の潜在能力を生かそうとする政策提言とも刺激的でした。

  • Haruka Fukuhara さん

    個人的にはあまり面白くなかったというか新規性がよくわからなかった。クリエイティブの時代ということは一般レベルでも既に説かれているような。

  • だ さん

    ハマれずに読むのをやめた。主張に共感する部分もあるが、終始主張を補強するファクトが無く、論が積み上がっていく感じがしない。クリエイティブな人が多い都市は経済的にも元気だという紐付けは、蕎麦屋が多い街は床屋も多いと紐付けているのと同じなのではないか?これは因果関係ではなくて、相関関係でもなくて、偽相関だ。蕎麦屋の数は人口に比例し、床屋の数も人口に比例する。これと同じで三次産業が集積すれば、高所得者のクラスターが形成され、カネが回るから文化的な活動も増える。それだけなのでは。

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