なぜ、日本人シェフは世界で勝負できたのか

本田直之

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784478023815
ISBN 10 : 4478023816
フォーマット
出版社
発行年月
2014年03月
日本
追加情報
:
333p;19

内容詳細

ミシュラン三つ星シェフをはじめフランス、イタリア、スペインなど15人に取材をして得た「世界で活躍するためにいま必要な34のスキル」とは?

Michelin France 2014年で、日本人シェフの星付きレストランは合計はついに20軒に。 今、海外でこれほど日本人が評価されるのか。私たちがもともと持っているオリジナリティに、海外で戦うためのちょっとしたスキルを加えれば、世界で当たり前に活躍できる。世界で活躍するために必要なスキルとは。

目次(抜粋)
はじめに

海外では今、日本人の評価が高まっている
『ミシュランガイド フランス』で、なんと20人が星を獲得!
世界で活躍する秘訣とノウハウを教えたい
日本流の「おもてなし」こそ評価される
無理に海外に合わせなくていい
技術や情報はシェアする時代
日本にいるより、海外に出たほうがチャンスは大きい

パッサージュ53 佐藤伸一シェフ
ケイスケマツシマ 松嶋啓介シェフ
レストラン・ケイ 小林 圭シェフ
世界的に有名な3つ星レストラン「プラザ・アテネ」元スーシェフ
レストラン ソラ 吉武広樹シェフ
オ・キャトルズ・フェブリエ 新居 剛シェフ
ラ・カシェット 伊地知 雅シェフ
ジョエル・ロブション 須賀洋介シェフ
プティ・ヴェルド 石塚秀哉ソムリエ
オステリア・フランチェスカーナ 徳吉洋二シェフ
ダル ペスカトーレ 林 基就ソムリエ
マニョリア レストラン 能田耕太郎シェフ
コイシュンカ 松久秀樹シェフ
レストラン カンテサンス 岸田周三シェフ
日本料理 龍吟 山本征治シェフ

世界で活躍するために必要な34のスキル

思考法
  1 技術や知識よりも、哲学を学ぶ
  2 上には上がいるという、高いスタンダードを持つ
  3 突き詰めて考える
  4 すべての行動に意味を持たせる
  5 常識でもいったんゼロから考える
  6 空気を読まずに、オリジナリティを持つ
  7 賛否両論でOK
  8 目先にとらわれず、自分を信じる
  9 他人に言われないと動かない人になるか、自分で動くか
 10 弱みでなく強みを伸ばす
 11 自分のブランドをつくれるか
 12 自分の哲学を持つ
 13 前例があるのは喜ぶべきこと

働き方
 14 使われるだけの便利な人になるか、表舞台に出られるか
 15 ファーストステージをどう過ごすかで人生が変わる
 16 自信を持てる基礎をしっかりつくる
 17 人とのつながりをつくる、知ってもらう努力をする
 18 有名店で働いたではなく、そこで何をやったか
 19 好奇心を強く持つ
 20 仕事を早くこなすトレーニングをしておく

行動法
 21 料理以上のものを得るために必要なのが言葉
 22 遠慮しない、謙遜しない、感情を抑えない
 23 コミュニケーションはユーモアから
 24 言葉ができなくてもあきらめない
 25 同じ土俵で勝負しない
 26 制約を楽しめるか
 27 無理をしてでも社交の場に参加する

仕事選び
 28 あえて厳しい環境に身を置く
 29 逃げられないところへ自分を追い込む
 30 逆算して、働くべき店・会社を考える

リーダーシップ
 31 その土地のやり方に合わせたマネジメント
 32 他人の3つ星と自分の店、人の使い方の違いを理解する
 33 リーダーがやるべき仕事とは何か

日本人の強み
 34 あらためて何が評価されているのか見つめる

本書に登場するシェフやソムリエが働くレストラン


【著者紹介】
本田直之 : レバレッジコンサルティング株式会社代表取締役社長。シティバンクなどの外資系企業を経て、バックスグループの経営に参画し、常務取締役としてJASDAQ上場に導く。現在は、日米のベンチャー企業への投資事業を行うと同時に、少ない労力で多くの成果をあげるためのレバレッジマネジメントのアドバイスを行う。日本ファイナンシャルアカデミー取締役、コーポレート・アドバイザーズ取締役、米国Global Vision Technology社取締役、Aloha Table取締役、コポンノープ取締役、エポック取締役などを兼務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ジュール リブレ さん

    料理界のアイアンシェフたちの修行時代を紹介するユニークな一冊。いや、参りました。やはり一事を成すことができる人は覚悟が違う。日本人の不利を痛感しながらも持ち前の勤勉さで少しずつ場所を確保し登っていく。それぞれ欧州歴が長いのだけれどその期間の過ごし方は様々。店を渡り歩く。ワインの醸造所で働く。共通してるのは語学で苦労しながらも良い店で食べ歩き。気に入ると食後にその場で採用を頼む気の強さ。誰でもできるけどなかなかやらない。そんなあと一歩の積み重ね。早くコロナが収まってまた気楽に外食できますように。

  • しーふぉ さん

    フランスの星付きレストランでは今では日本人の働き手がなくては成り立たないお店も多いとか。フランスでミシュランから星を貰っているシェフなどの話しが面白い。語学も学ばず、働く店も決まっていなくても飛び込んで行くバイタリティが凄い。言われたことはとりあえず出来ますと答えるとかみんな共通している。

  • kaoriction@感想は気まぐれに さん

    フランス、イタリアなど世界で活躍するシェフ、ソムリエ15人。それぞれがそれぞれの哲学を持っている。1970年代生まれ、私と同年代の人、或いは年下がほとんどだ。なのに、なぜか、人生の先輩感が半端なく、それぞれが歩んで来た道、その考え方に諭され、感化され、挙げ句、嫉妬心すら覚えた。カッコイイですよ、皆さん。特に松嶋啓介氏、徳吉洋二氏には魅了された。海外に出る予定のない人も、料理人でなくても、仕事やイチ社会で生きて行く上で参考になる言葉が詰まっていた。言語学習は大切だということも。若い頃に読めていたら、と思う。

  • 0717 さん

    ヨーロッパで活躍する日本人シェフのインタビュー集。フランス人より労働意欲が高く、仕事は早くて丁寧。もし日本人料理人を閉め出すような法律が出来たら、パリにあるレストランの半数以上が潰れてしまうと言われる程だそうだ。これから海外へ出ようとする若い人向きの本かな。

  • kco さん

    2016-37.昔の彼氏を思い出した。フランスに行きたいけど、いまは行けない。と言ってたひと。何もかも捨てて行ったらよかったのに、と思うものの、行けるひとは良い意味で飛んでるひとなんだな。話してたから、色んなレストランはイメージできて面白い♪「競争、ではなく、独占になれば、楽なのに」「信頼してもらうには、謙虚でいること」「頼りないひとって任せづらい」「落ち着いて、相手の目を見て、ちゃんと話すこと」「正しいことをやった人しか、成功できない」カンテサンスの岸田シェフが良いなぁ。理論を説明できないから、まだまだ

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本田直之

レバレッジコンサルティング株式会社代表取締役、フィンランド政府観光局認定サウナアンバサダー。日米ベンチャー企業への投資育成事業を行いながら、年の5カ月をハワイ、3カ月を東京、2カ月を日本の各地方、残り2カ月をヨーロッパやアジア・オセアニア等の国々で過ごす。各地でサウナを巡りつつ、仕事と遊びの垣根のな

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