ジェームズ・L.アダムズ

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よい製品とは何か スタンフォード大学伝説の「ものづくり」講義

ジェームズ・L.アダムズ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784478021583
ISBN 10 : 4478021589
フォーマット
出版社
発行年月
2013年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
287p;20

内容詳細

機能、美、クラフツマンシップ、使い勝手、お値打ち感…「ものづくり」に欠かせない核心的要素を網羅しつくり手のあらゆる努力を結集させる。なぜ性能を上げても売れないのか?ものづくりで一番大切なこと。スタンフォード大学で四半世紀続いた伝説の講義が今ここに。

目次 : 第1章 製品と品質―品質はどのように考えられてきたか/ 第2章 品質向上を妨げるもの―偏った狭い考えと慣習/ 第3章 パフォーマンス、コスト、価格―それは「お買い得」か/ 第4章 人になじむ製品―問われるヒューマンフィット/ 第5章 クラフツマンシップ―つくり手の喜び、使い手の喜び/ 第6章 製品、感情、欲求―好き?嫌い?それともつまらない?/ 第7章 美、エレガンス、洗練―経験によって得る見識/ 第8章 象徴性と文化的価値観―我々は何者なのか/ 第9章 地球という制約―製品が地球と人類に及ぼす影響/ 第10章 結論―本書で学んだこと、今後すべきこと

【著者紹介】
ジェイムズ・L.アダムズ : スタンフォード大学機械工学部、経営科学工学部、科学・技術・社会プログラム名誉教授。カリフォルニア工科大学で理学士号、スタンフォード大学大学院で工学博士号を取得。一時期UCLAでアートを学び、米国空軍に勤務し、企業数社で設計や開発の仕事を経験後、博士課程を修了する。教職員としてスタンフォード大学に戻る前には、カリフォルニア州パサデナにあるJet Propulsion Laboratory(JPL:ジェット推進研究所)に勤務し、最初の月・金星・火星探査機の設計に携わる

石原薫 : 国内メーカー、英系ブランディング会社、米系デザイン会社勤務を経て、ビジネス書等の翻訳や企業向けの翻訳に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • わたなべたけし さん

    ものづくりにおいて重要とされる「品質」。しかし、定量的には測定しにくいものでもある。 最近の社会情勢や、生活者の変化を踏まえた上で、高品質という定義を著者なりに纏めた内容。全編に亘って体系的にはなっておらず、分かりにくい点も多いが、各章で説明されていることはどれも納得できる。ものづくりに関わる人は読んでおいて損はない1冊。 個人的にはブランドとの関係について、もっと言及して欲しかった。

  • Thinking_sketch_book さん

    ★★★★☆ 惜しい作品です。訳が悪いのか、授業が面白いのかはわかりませんが本としては結論が弱いのでもう一つというところでした。でも答えがない問題について議論しているので仕方ないところも感じます。ワークの課題などを読んでいると授業や読書会などでワイワイやりながら考えた方が面白さがUPしそうです。まとめた刺激を受けるという意味で星四つにしています。授業受けてみたいなぁ。私が考える良い製品は人も社会も成長させる製品です。

  • げん さん

    よい製品のチェックリスト。パフォーマンスとコスト、人になじむか、クラフツマンシップ、感情に訴えるか、洗練、象徴性と文化的価値観、地球への影響。この視点で自社製品を採点してみよう。アメリカ人がクラフツマンシップを含めているのが興味深い。

  • ちくわ さん

    「ものづくり」について考えたくて読んでみる。「ものづくり」というと、どうしても「技術」に着目しがちである。確かに、「技術」がないと何もできないけれど、それよりも大事なものがある。「顧客の考え」である。技術屋のような専門性の高い職業だと、自分の頭の中だけで思考を完結させて、「技術」さえあればイイものだろうと思ってしまいがちである。でも、顧客にとって役に立たないと意味がない。楽をしてはいけないと思う。オタクになってはいけないと思う。日々の仕事の中で、「顧客」に真摯に目を向けて仕事をしていきたい。

  • ゲオルゲ さん

    製品を開発したり改善するときには必読の本だと思った。 定量化できない部分の重要性がよくわかったし、それら(クラフツマンシップや象徴性など)を訴求していくことで得られる価値は非常に大きいものだと感じた。 自社製品に関して考えてみると結構おもしろい。

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