製造業が日本を滅ぼす 貿易赤字時代を生き抜く経済学

野口悠紀雄

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784478021194
ISBN 10 : 4478021198
フォーマット
出版社
発行年月
2012年04月
日本
追加情報
:
291p 19cm(B6)

内容詳細

円高こそが日本経済に利益をもたらす。新興国と価格競争してはならない。TPPは中国との関係を悪化させる。「人材開国」と「金持ちモデル」を目指せ。円安・輸出頼みを捨て、新たな成長モデルを確立せよ。

目次 : 第1章 日本の輸出立国は大震災で終わった/ 第2章 日本の貿易構造は変化している/ 第3章 円高について通念を変えるべきとき/ 第4章 電力問題に制約される日本経済/ 第5章 縮原発は不可能ではない/ 第6章 製造業の事業モデルを変える/ 第7章 海外移転で減少する国内雇用をどうするか/ 第8章 TPPで本当に議論すべきは何か?/ 第9章 欧州ソブリン危機は日本に波及するか?

【著者紹介】
野口悠紀雄 : 1940年東京生まれ。63年東京大学工学部卒業、64年大蔵省入省、72年エール大学Ph.D.(経済学博士号)を取得。一橋大学教授、東京大学教授、スタンフォード大学客員教授、早稲田大学大学院ファイナンス研究科教授などを経て、2011年4月より早稲田大学ファイナンス総合研究所顧問、一橋大学名誉教授。専攻はファイナンス理論、日本経済論。主要著書『情報の経済理論』(東洋経済新報社、1974年、日経経済図書文化賞)、『財政危機の構造』(東洋経済新報社、1980年、サントリー学芸賞)、『バブルの経済学』(日本経済新聞社、1992年、吉野作造賞)等多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Willie the Wildcat さん

    一極集中ではなく、”変化”を意識した柔軟性と先見性。業種のみならず、業種内での閉塞性の打破。「人材の開国」は、興味深い表現。国際化の波への、著者の憂いかもしれない・・・。一方、資産運用に主軸を乗せるかの表現には、違和感。業種とは、異なる手段という印象。金融立国まで唱えない場合、マネーゲームとも解釈される。理論や法則”のみ”に縛られない「軸とリーダーシップ」がキモ!という気がする。

  • Yoshitomo Kurokawa さん

    イタリアが騒がれている理由がわかったのと、データを沢山載せているので参考になるなと。製造業はニッチで攻めたいです。

  • Takuya Yamamuro さん

    TPPは、貿易云々というより仲良しクラブなんで、無視して良いということらしい。TPPとは関係なく農産物輸入は自由化したほうが良い。エコポイントとかエコカー補助を国がつけないと工業製品がうれなくなっているのは、工業が国の補助金なしでなりたたない農業化しているのではないかとのこと。なるほど

  • shinjitaka さん

    製造業の縮小を補う生産性の高いサービス業が必要って話だけど、具体的にどんな顧客に何を提供するのか、地方でも成立するのか、って書いてくれるといいのに。 自分で考えろってことか!

  • 乱読家 護る会支持! さん

    円高では、日本国内で生産しても雇用には繋がらない。輸出立国は難しい。脱原発するなら、エネルギー消費がより少ない産業へのシフトを。。。などなど。。。日本の産業構造をデータ主体で解説してはります。現状認識の為にはなると思います。具体的なソリューションは書かれていません。タイトルは、本を売るため、手にとってもらうためのネーミングのようです。

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野口悠紀雄

1940年、東京生まれ。63年東京大学工学部卒。64年大蔵省入省。72年エール大学Ph.D.(経済学博士号)。一橋大学教授、東京大学教授(先端経済工学研究センター長)、スタンフォード大学客員教授、早稲田大学教授などを経て、一橋大学名誉教授。専攻は日本経済論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載さ

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