人を助けるすんごい仕組み ボランティア経験のない僕が、日本最大級の支援組織をどうつくったのか

西條剛央

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784478017975
ISBN 10 : 4478017972
フォーマット
出版社
発行年月
2012年02月
日本
追加情報
:
317p;19

内容詳細

ボランティア経験なしの早稲田大学大学院(MBA)専任講師が、日本最大級の支援組織「ふんばろう東日本支援プロジェクト」をどうやってつくったのか?代表の著者がはじめて明かす、人を助ける仕組みと支援の舞台裏。

目次 : 第1章 絶望と希望のあいだ―南三陸町レポート/ 第2章 「ふんばろう東日本」の拡大とインフラとしてのツイッター、ユーストリーム、フェイスブック/ 第3章 「重機免許取得プロジェクト」―陸前高田市消防団と志津川高校避難所/ 第4章 半壊地域の苦境と「家電プロジェクト」の立ち上げ/ 第5章 「ほぼ日」と糸井重里―「西條剛央の、すんごいアイディア。」外伝/ 第6章 多数のプロジェクトをどのように運営していったのか?/ 第7章 「一戦必勝」を実現する組織づくりの秘訣/ 第8章 ポスト3・11に向けた人を助ける仕組みと提言/ おわりに 僕の声が君に届けば

【著者紹介】
西條剛央 : 早稲田大学大学院(MBA)専任講師(専門は、心理学と哲学)。「ふんばろう東日本支援プロジェクト」代表。1974年、宮城県仙台市生まれ。早稲田大学大学院で博士号(人間科学)取得。「構造構成主義」という独自のメタ理論を創唱。この理論を用い、「ふんばろう東日本支援プロジェクト」を立ち上げ、ボランティア未経験ながら日本最大級のボランティア・プロジェクトへと成長させる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • はちてん さん

    構造構成主義という学問を実践して、単なる教養ではなく「知恵」として生かした記録。「ほぼ日」の記事やツイッターなどで知ってはいたが、一冊にまとまって読むとわかりやすい。出来ないこと不可能を並べ立て、他人のことを非難するのは簡単だけれど、やれることをやる!姿勢が重要。 「知恵」を生かすこと。 明日、一年目をむかえる。

  • えちぜんや よーた さん

    ●従前のシステムの発想 1.中央集権 2.人・物・金・情報は「上」に集まる。 3.前例主義、「想定内」には強いが、「想定外」では弱い。 4.人(労働力)について金銭を介して一定の拘束力をもつ ●「すんごい仕組み」の発想 1.分権 2.人・物・金・情報は「下」に集まる 3.前例なし。「とにかくやってみよう!」「想定外」という発想なし。 4.人(労働力)について金銭を介して一定の拘束力をもたない (労働力に値するお金も持ってないとも言える)青島係長(湾岸署・警部補)、室井さんについていくのやめたら。

  • 団塊シニア さん

    ボランテイア経験のない仙台市出身の筆者が宮城県南三陸町にはいり小さな避難所には物資が届いてない状況を目の当たりにして行政を通さず必要な人に必要な分を届けようとして南三陸町の惨状をツイッターで発信したことから始まる。 「現在の状況はどうなっているのか」「被災地支援のためにいまどういう方法を作ればいいのか」という思いのなかで筆者は節電プロジェクトはじめ10以上のプロジェクトを立ちあげてます。運営上の大変を乗り越え大きな成果を上げており、被災者に対する強い思いが本書から伝わってきます。

  • Willie the Wildcat さん

    本能と理性。想いや感情が論理性を超えるように、目の前の現実も机上の空論を超える。著者の『構造構成主義』とは、現場主義、柔軟性、そして行動力の融合に感じる。次に、ビジネス面では、”クラウド”。Cloud、そしてCrowd。一方、組織の狭間と「公平主義」の是非。規律と柔軟性。緊急時下の必要性とは何か?”公平”は、必ずしも”必要性”を意味しない!想いが繋がるSNS。SNSというツール以上に、心の積み重ねに意味。次世代への意義ともなる。

  • Kawai Hideki さん

    鳥肌が立ってぞわぞわした。Amazonのウィッシュリストを使った被災地支援の舞台裏が気になっていたので購入。そこには「構造構成主義」という哲学が潜んでいた。「状況」を自分の足と目で確認し、「目的」に照らして適切な「方法」を考え、心の動きに沿って人を動かす。文字にすると当たり前だが、その積み重ねで未曾有の状況にも柔軟に対応し、結果的にすごい成果を達成されている。「哲学とは深くて強靭な考え方であり、時代が飛躍的に進む時にはある強靭な『考え方』が人々を力強く牽引していった」という一文が輝いて見えた。

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西條剛央

1974年宮城県仙台市生まれ。日本学術振興会特別研究員DCおよびPD、早稲田大学大学院(MBA)専任講師、客員准教授を経て2019年よりエッセンシャル・マネジメント・スクール代表。2011年の東日本大震災に際して、独自に体系化した構造構成主義(本質行動学)をもとに日本最大級となる総合支援ボランティア

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