「三国志」最高のリーダーは誰か

渡辺義浩

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784478009109
ISBN 10 : 4478009104
フォーマット
発行年月
2010年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
188p;20

内容詳細

様々な場面における最高のリーダーを考えるために、「三国志」の英雄たちを軍師・武将・君主の3章に分けて論じる。さらに攻守のどちらに向く武将かなど、状況に応じて7タイプに分け、それぞれの生き様を見つめる。

【著者紹介】
渡邉義浩監修 : 1962年東京都生まれ。筑波大学大学院博士課程歴史・人類学研究科修了。文学博士。北海道教育大学助教授を経て、現在に至る。専門は中国古代史。三国志学会事務局長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Humbaba さん

    有能かどうかの判断は,その人の能力だけで決まるわけではない.例え優秀な人間であっても,時代がそれを求めていなければ評価されない.平時に有能とされる能力と,乱世に有能とされる能力は異なる.その次代にあわせた動きができなければ,無能として後世に名を残す事になってしまう.

  • アカツキ さん

    タイトルと内容がちょっと合ってない。まえがきに「誰が最高のリーダーか答えは明記しない」としっかり書いてあるし、内容も「君主・軍師・将軍を7タイプに分けてみた」という感じ。麋竺や孔融など名前は知っているけれどどういう人?というあまりスポットライトが当たらない人物のことを知ることができたのは良かった。

  • つみれ さん

    三国志演義準拠の物語を読んでいると、読者は登場人物たちの能力を、武将は武技の巧みさだけで、軍師は策の鋭さだけで評価してしまいがちだ。しかし、それは登場人物たちの能力を一元的な評価軸に乗せて数値化するような乱暴な視点と言わざるを得ない。軍師を例に挙げても、荀ケと賈詡とでは曹操の期待する役割が全く異なるのは自明なことだ。本書は三国志の軍師、武将、君主のそれぞれを7タイプに類型化し、代表的な人物を挙げて説明することを試みている。英雄たちの得意分野を意識しながら物語を読めば、そのおもしろさはさらに増すことだろう。

  • サチオ さん

    数多の人物の中、軍師や武将、君主と所々のリーダーとしての資質にスポットを当てて考察しており、なるほどの連続でした。特に曹叡の章では一族や名士との関係を図った人事、権力の中枢とするための権威を高めるための宮殿建築など結果に至るプロセスは決して国家の崩壊を招いたとは思えない人物像が浮かんで来ました。創業期か守成期か、時代が違えばまた結果も違ったのかと思うと歴史ってホント面白い。

  • GEO(ジオ) さん

    軍師だのなんだの、いったい何を基準に言っているのかよくわからないなあ。

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人物・団体紹介

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渡辺義浩

1962年東京都に生まれる。1991年筑波大学大学院博士課程歴史・人類学研究科史学専攻修了、文学博士。1992年北海道教育大学講師(教育学部函館分校)。現在、大東文化大学助教授(文学部中国文学科)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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