組織能力のハイブリッド戦略 「人ベース」の強みを活かした「仕事ベース」の導入

木晴夫

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784478007419
ISBN 10 : 4478007411
フォーマット
出版社
発行年月
2012年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
192p 19cm(B6)

内容詳細

人と人とのつながりは、イノベーションを生み、しかし、しがらみもつくる。経路依存の罠から脱却する戦略を例示。上場企業163社調査に見る日本企業の進化の条件。

目次 : 第1章 日本企業の組織能力への危機感(人事・組織戦略の試行錯誤と組織能力/ グローバル競争時代に求められるスピードと環境対応 ほか)/ 第2章 組織のアーキテクチャーと組織能力(組織のDNAとアーキテクチャー/ 日米企業のアーキテクチャー―仕事ベースと人ベース ほか)/ 第3章 上場企業163社調査―日本企業のアーキテクチャーと組織能力の現状(成果主義は日本企業の組織能力をどう変えたか/ 人ベースと仕事ベースのハイブリッド化を志向する企業 ほか)/ 第4章 日本企業5社の事例に見るハイブリッド化の可能性(三井物産―成果主義導入を契機とした人ベースの破壊と再生/ トヨタ自動車―人ベースの強みを優先させながら仕事ベースを導入 ほか)/ 第5章 日本企業の組織能力再生への道筋と課題(終身雇用と組織能力の関係を自覚できているか/ 日本企業のハイブリッド化は本物か ほか)

【著者紹介】
高木晴夫 : 慶應義塾大学大学院経営管理研究科(ビジネス・スクール)教授。慶應義塾大学理工学部管理工学科卒業。1975年、同大学院工学研究科修士課程、ならびに1978年、博士課程を修了。1984年、ハーバード大学ビジネススクール博士課程卒業。同校より経営学博士号を授与される。1994年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • birdie-chance さん

    組織をつくる源泉は、人なのか仕事なのかお金なのかで悩んでいたところにジャストミートする一冊でした。うすうす感じてはいましたが、やはりハイブリッドでしたか。。

  • Rina Tanaka さん

    日本企業の「人ベース」の強みを活かしつつ欧米企業の「仕事ベース」の強みを取り入れどう融合し組織運営をするのが良いかを考察している本。初版が2012年なので組織の導入事例も比較的新しい。NHKの白熱教室でお見かけしてピンときた方。慶應義塾大学大学院経営管理研究科。組織行動学組織とリーダーシップ専攻。この歳で今更ながら講義を受けてみたい。

  • 天野 裕介 さん

    事例が多く良かった。

  • じょくぼ さん

    「何が日本企業の【らしさ】をもたらしているのか」、もともと、興味をもっていたということもあってか、「仕事ベース(トップダウン/欧米型)」「人ベース(ボトムアップ/日本型)」という考え方が、すごくしっくりきた。内向きな仕事が増えてしまった「閉塞感」を打開していくためには、日本企業にあった「(改めての)ハイブリッド化」が必要、そして、環境の多様度よりもシステム内の多様度を上げる(必要多様度の法則)ための施策を意識的に導入していくということが、閉塞感打開に向けた「はじめの一歩」になるのかなぁ、と、思った。

  • Barrus さん

    私自身は人事施策については門外漢なので、5つの日本企業の人事制度政策に関する調査結果は、ところどころ新鮮に感じられた。でも、P&GやJ&J、GEのような企業の日本法人を取り上げてくれると、もっと示唆に富んだのではないかと。イノベーティブな組織…といった表現は、ちょっと安い感じで残念だったけれど、持続的進化を効率よく、スピーディに進められる組織のありようについて、ヒントぐらいにはなりそうな気がする。ただし、わずか200ページの本でなので、もちろん答えは書いていない。自分なりに改めて咀嚼しないと。

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