ラストアイヌ 反骨のアイヌ歌人森竹竹市の肖像

川嶋康男

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784434271489
ISBN 10 : 4434271482
フォーマット
出版社
発行年月
2020年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
253p;19

内容詳細

自らを和人に虐げられ、民族の誇りをなくした“最後のアイヌ”と呼ぶ、誇り高き反骨のアイヌ歌人、森竹竹市。アイヌ民族にとって、明治以降およそ百年の歴史はつねに、屈辱にまみれたものだった。しかしアイヌ三大歌人の一人と目される森竹の、その鋭い眼差しの先には、つねに未来があった。

目次 : 序章 語るに落ちる/ 第1章 少年の肩/ 第2章 鉄道員/ 第3章 若きウタリに/ 第4章 『原始林』/ 第5章 アイヌを生きる/ 第6章 レラコラチ―風のように/ 終章 「ラストアイヌ」の矜持

【著者紹介】
川嶋康男 : ノンフィクション作家。北海道生まれ。『大きな手 大きな愛』(農文協)で、第56回産経児童出版文化賞JR賞(準大賞)受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • tosca さん

    北海道のウポポイ(民族共生象徴空間)を訪れて購入した。そもそもアイヌという言葉は「人間」という意味で、和人は同じ人間である彼らの住む土地を奪い言葉を奪い、北海道という和人社会に塗り替えていった。もともと住んでいた人々を土人と呼び、そこからアイヌ民族の屈辱の日々が始まる。自らを最後のアイヌと呼んだ歌人の森竹竹市さんの生い立ちや魂の叫びのような短歌や詩、特に前半はあまりの理不尽さに怒りが湧いてくる。「アイヌ文化を見世物にするな!」と訴え走り続けたエネルギーの塊のような一生。自分ももっと色々な事を知らないと…

  • 福 さん

    ゴールデンカムイをきっかけにウポポイを訪れて一番感動したのは、同化政策により和名に改名されたアイヌ人の苗字の美しさ。そして森竹竹市の詩。 日本テレビでのアイヌ差別表現問題は、差別は無知から始まるという証拠だった。

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