珪藻観察図鑑 ガラスの体を持つ不思議な微生物「珪藻」の、生育環境でわかる分類と特徴

南雲保

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784416518441
ISBN 10 : 4416518447
フォーマット
出版社
発行年月
2018年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
239p;22

内容詳細

ガラスの体を持つ不思議な微生物「珪藻」とはどのような生き物か? 生息地ごとに、その特徴、分類、生活との関わりなどを解説します。

【著者紹介】
南雲保 : 1974年日本大学農獣医学部卒業、1978年東京学芸大学大学院修士課程理科教育専攻科修了(教育学修士)。1997年東京水産大学(現東京海洋大学)にて博士号(水産学)を取得。1978年日本歯科大学生命歯学部生物学教室助手に着任。2002年より同大教授。大学の頃から珪藻の分類に惹かれ、形態学・分類系統学的研究に取り組んでいる。日本珪藻学会会長。現日本歯科大学名誉教授

鈴木秀和 : 1982年東京水産大学(現東京海洋大学)卒業、同大学院修了(水産学修士)。1986年より神奈川県の県立高校と私立青山学院高等部にて理科教諭として生物学を担当。2003年東京水産大学にて博士号(水産学)を取得。2006年東京水産大学海洋科学部海洋環境学科助手に着任。2016年より同大学学術研究院教授。形態学・分類学的研究をベースに海産付着珪藻の種多様性と生育戦略の解明に取り組んでいる

佐藤晋也 : 1998年東京水産大学(現東京海洋大学)資源育成学科卒業、同大学院修士課程修了(水産学修士)。2008年ドイツ・ブレーメン大学博士課程修了(自然科学博士)。イギリス・エジンバラ王立植物園でのポスドクなどを経て、2013年より福井県立大学講師に着任。2018年より同大准教授。珪藻類の進化系統を明らかにするため、顕微鏡観察や培養実験、比較ゲノム解析など様々な角度から研究を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ねこ さん

    少し前に「8月の銀の雪」を読みその中に珪藻(ケイソウ)という微生物が題材になったストーリーがありそれ自体に興味が湧きこの本を読んだ…というより閲覧しました。珪藻とは…基本的形態と分類形質…珪藻の属…と基本的説明がありますが9割は珪藻のカラー写真やグレー写真。…美しい! 珪藻とは川、池、海岸に居る単細胞の藻類でガラスの細胞壁を持つ藻です。大きさは0.1ミリ以下で種類は5〜10万程度。光学顕微鏡や電子顕微鏡、透過電子顕微鏡などで撮影されてます。ナノ単位のガラスの緻密な装飾付宝石箱の中に住んでいる生き物でした。

  • y さん

    写真が多くて眺めているだけで楽しい本でしたが、付録は本気で観察するための人にもいいのかもしれないです。 私は人が撮ってくれた写真を眺めるだけで充分満足です。

  • aoyami さん

    珪藻ってよく聞くけどなんだろう?と思いこの本を手に取ってみたら、顕微鏡写真の美しさに魅了された。宝石のような写真や、SFに登場しそうな、あたかも他の惑星の地表のような写真など、見ているとワクワクした。基礎知識から採取方法、観察方法まで記載されていて実用性もあると思う。植物プランクトンと一口に言っても、多種多様で、まだまだ謎の多い存在で、奥深い分野であるということを知ることができた。

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