幕末戦慄の絆 和宮と有栖川宮熾仁、そして出口王仁三郎

加治将一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784396614935
ISBN 10 : 4396614934
フォーマット
出版社
発行年月
2014年04月
日本
追加情報
:
442p;20

内容詳細

引退を表明していた歴史作家・望月真司のもとに、「和宮の謎」が持ち込まれる。幕末維新の動乱期、孝明天皇の異母妹である和宮(親子内親王)は、徳川家茂に降嫁。公武合体の象徴となった。「謎」は、その皇女和宮の肖像写真とされる人物が別人であることや、発掘された遺体から、なぜか左手首だけが失われていたことなどを告げていた。調査を開始する望月。やがて、謎に包まれた和宮の生涯と、和宮に関わる人物たちの発言、行動から明治維新最大のタブー“天皇すり替え”の核心が浮かび上がってきた!

【著者紹介】
加治将一 : 1948年、札幌市生まれ。米国でビジネスを手がけ、帰国後、執筆活動に入る。『ビバリーヒルズ・コンプレックス』(文藝春秋)で作家デビューし、話題作を発表しつづける。ユニークな歴史観、世界観からテレビ出演や講演も多くこなしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • キムチ27 さん

    歴史が好き・・そして大河ドラマが嫌い、疑問を感じたら鍵穴をこじ開けてみたくなる人にはお薦め。分厚いけど区切って、読み進む(余りに知らない名前・写真だらけで疲れ果てて)荒唐無稽という輩もいるだろうという展開でも読後はすっきり、晴れた空がまぶしかった☆筆者の分身たる歴史作家望月氏がホームズ並みに推理を巡らし、ワトソン並みにユカと会話し、カフェオーレとシャンパンを愛し・・傑作なのは日本人論=疑問を持たず、持つ人を疑う民族・・納得!幕末、孝明、明治天皇に連なる中での長州VS薩摩・・その陰の南北朝の引き合いが凄い。

  • とも さん

    ★★★☆すでに作家の本を何冊も読みついだので、特に天皇に関わる日本の正史は、改ざんの歴史であることは学んだ。なので、当作を読んでそれほどに驚きはなかったのだが、世にある多くの作品で維新の裏で外国勢力、特に英国に操られていたというものが多い。もちろん当作でもそこは踏襲はされているのだが、その海外勢の裏を欠くところに爽快感。

  • meru さん

    とりあえず小説の分野なのでフィクションだとは思いたいが、ちょっとこれはえっ!の連続で今までドラマなどで聞き噛じってたのと違うよね。和宮様の悲劇はあったものの、最後は情報を知っているということで殺され、そして元婚約者 熾仁親王も。それにしても、あの時代はそれぞれの野望が大き過ぎ、史実を誰が残したかですべてがオセロ状態になるということか。歴史の教科書もあんまり宛てになりませんな。

  • maito/まいと さん

    望月さん生きてた!から始まった一冊。これまでの幕末への“作られた”歴史にメスを入れてきたシリーズ、話題は幕末だけではなく岩倉使節団など明治初期にまで拡がっていく、まさに総決算になりそうな分厚い内容。和宮だけではなく有栖川宮にまでスポットがあたり、一見無関係そうな出口王など、様々な人物の微かな記録が、大きな流れにつながっていく。まるで望月の頭の中を旅しているかのような、あちこち飛んでいく話題に付いていくのが地味に大変だけど(笑)ここまで来たら流されることを素直に楽しみのが吉(爆)

  • とみぃ さん

    小説仕立てに幕末から明治維新への変動史を教科書とは全く違う観点から解釈した一種の暴露本。自分では手にしないジャンルですが、父の友人に賜り謹読。 のっけから驚愕の「明治天皇の南朝すり替え」「岩倉具視・伊藤博文暗殺者説」「武市半平太ほ幕末のビンラディン」「明治政府の閣僚がフリーメイソンのメンバー」等々…史実と裏側を照らして検証しつつ開陳。 全て鵜呑みにはできないものの、大変革期に加え、未だ蔓延る隠蔽・統制体質を鑑みるに、なきにしもあらず⁈歴史は施政者の都合の良いように塗り替える…。

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加治将一

1948年、札幌市生まれ。米国でビジネスを手がけ、帰国後、執筆活動に入る。『ビバリーヒルズ・コンプレックス』(文藝春秋)で作家デビューし、常に話題作を発表し続ける。ユニークな歴史観、世界観からテレビ出演や講演も多くこなしている

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