黒猫の小夜曲 光文社文庫

知念実希人

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784334775988
ISBN 10 : 4334775985
フォーマット
出版社
発行年月
2018年01月
日本
追加情報
:
406p;16

内容詳細

黒毛艶やかな猫として、死神クロは地上に降り立った。町に漂う地縛霊らを救うのだ。記憶喪失の魂、遺した妻に寄り添う夫の魂、殺人犯を追いながら死んだ刑事の魂。クロは地縛霊となった彼らの生前の未練を解消すべく奮闘するが、数々の死の背景に、とある製薬会社が影を落としていることに気づいて―。迷える人間たちを癒し導く、感動のハートフル・ミステリー。

【著者紹介】
知念実希人 : 1978年、沖縄県生まれ。東京慈恵会医科大学卒、日本内科学会認定医。2011年、第4回島田荘司選ばらのまち福山ミステリー文学新人賞を『レゾン・デートル』で受賞。’12年、同作を改題した『誰がための刃』で作家デビュー。「天久鷹央の推理カルテ」シリーズが人気を博し、『仮面病棟』は2015年啓文堂書店文庫大賞を受賞、ベストセラーに。今もっとも新作が待たれる、大注目の作家のひとり(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • zero1 さん

    人は非合理的な生物。死神が地縛霊の魂を導くだけでなく、事件の真相に迫る。犬から猫のシリーズ第二弾。製薬会社会長の死と大学の関係は?ドッペルゲンガーを追う刑事の執念に呪い?謎の実験は何を意味する?最後の章ですべてが繋がるものの、これは予想できず。約400ページと長い。だが人と死神の違いなどの設定が嫌いでなければ読むのに苦労はないはず。皮肉を描くことで人間の特徴を浮き彫りにする手法は興味深い。もちろん医師の作者による医学知識も見逃せない。ただ、私は登場人物たちにそれほど共感しなかった。第三弾はある?

  • 小梅 さん

    2019年猫本1冊目。 クロ良い仕事したね。「優しい死神の飼い方」の続編だったのですね。こちらを先に読んでしまいました。ラストはウルっとしてしまいました。

  • mae.dat さん

    第2弾はタイトルの通り黒猫さん。前作の設定をそのままに、主人公を黒猫のクロに代えただけで、本作は本作で閉じたお話なのかと思っておりました。それが違って、クロ(の何か)も前作『優しい死神の飼い方』に出てたのね。主人公だったレオも出てくるし、そのストーリーにも触れるので、順番に読んだ方が良いですね。と言うより、順に読むべきかなと。最初は謎を解いて魂を浄化していく話だったのに、それらが陰謀渦巻く関連を持って繋がっていくの面白いし。霊魂的な物と話せるオカルトファンタジーな設定も必要設定として効いていて佳き哉。

  • ゆのん さん

    シリーズ2作目。今回は黒猫の姿の1作目にも登場したアノ霊体が降臨。動物でいうならば犬よりも猫が好きだが今回に限りレオの方が好き。ただクロも人間に直接関わる事で素敵な死神(天使の方が近い気はするけど)になる。そして1作目同様、ラスト3行がとっても良いと感じた。レオやクロに会えるなら未練を持ったままも良いかも。

  • ハゲおやじ さん

    「優しい死神の飼い方」の2作目?。同じ様な話になるだろうなぁ…って期待せずに読む。しかし、前作?の様な ほのぼの感は控え目になっていて 誰が誰なんだ?とドキドキさせられた。残り1/3くらいに急展開過ぎる気もするけど 「おぉーっ!」て感じで面白かった。レオが意外とカッコ良くなっていて 拍手! そして 前作同様 最後は 涙・涙・涙 かと思いきや 私には それほどでも無かった。きっと 3作目もあると思うけど 次は鳥系だよなぁ〜って 失礼しました。

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知念実希人

1978年、沖縄県生まれ。東京慈恵会医科大学卒、日本内科学会認定医。2011年、第4回島田荘司選ばらのまち福山ミステリー文学新人賞を『レゾン・デートル』で受賞。12年、同作を改題、『誰がための刃』で作家デビュー(19年『レゾンデートル』として文庫化)。15年『仮面病棟』が啓文堂文庫大賞を受賞(本デー

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