デニムさん 気仙沼・オイカワデニムが作る復興のジーンズ 感動ノンフィクションシリーズ

今関信子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784333027804
ISBN 10 : 4333027802
フォーマット
出版社
発行年月
2018年07月
日本
追加情報
:
128p;22

内容詳細

宮城県気仙沼市にある縫製工場・オイカワデニムは、地元の人たちから「デニムさん」とよばれて親しまれています。その高い縫製技術は、今や世界的に知られるようになりましたが、そこにいたるまでには、社長の死や世界経済の変化、そして東日本大震による津波の被害など、さまざまな困難がおそいかかってきました。「デニムさん」は、それをどうやって乗りこえてきたのでしょうか。オイカワデニムの歩みを追います―。

目次 : 第1章 最愛の人を失う(自動車にゆられながら/ 和から洋へ ほか)/ 第2章 不況の波にのまれる(仕事がない/ ピンチをチャンスに)/ 第3章 津波にみまわれた(三月十一日、午後二時四十六分/ 工場が避難所に ほか)/ 第4章 避難所から生まれたもの(ひらめきは雑談から/ メカジキジーンズ ほか)/ 第5章 新たな出発(バトンをわたす/ 大波小波をこえていけ)

【著者紹介】
今関信子 : 1942年、東京に生まれる。幼稚園教員を経て、創作活動に入る。現在は児童文学とともに、こどもの遊び、文化、生活に広く関心を持ちながら活動している。日本児童文学者協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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  • あじ さん

    1981年呉服屋から転身し「オイカワデニム」を立ち上げた及川さんご夫婦。夫を病で亡くした後、細腕一本で会社を切り盛りしながら、3人のお子さんを育て上げた秀子さんのドキュメント。3.11─杉の木のてっぺんで靡いた泥だらけのオイカワデニム。地域の人々らと相互再建を進めていく話、大量消費・大量生産へと邁進する社会への提言など、多岐に渡る内容で包括し“復興”への道筋を示した児童書。

  • たまきら さん

    国産ジーンズといえば岡山県児島しか知らなかった無知な自分ですが、夫亡き後社長として会社を支えたお母様と支える三兄弟の実話にはもう涙が。「零」というロゴのかっこいいこと!墨田区は国産Tシャツ・久米繊維さんが自慢ですが、これはぜひはいてみたいなあ。…豊洲で働く夫に父の日にカジキマグロが練りこまれたやつを買ってあげようかな、と思ったら、実物が見たいとぬかしやがった。国産ジーンズ…上野のアメリカ屋かな?

  • けんとまん1007 さん

    人は何のために生きるのか、働くのか、存在するのかを考えた。読みながら、じんわりと涙が出てきた。後世につけを回さないという生き方が素晴らしい。今の政治家・官僚・財界人と真逆の思想だが、本来、あるべきものだと思う。そんな人たちが作るものだからこそ、世界に認められるのだ。

  • ふじ さん

    このノンフィクションシリーズはぜひ読破したい。気仙沼でオリジナルブランドの良質なジーンズを生産する会社のルポ。その間、社長の死も不況も震災も経験しながら、それでも柔軟に生まれ変わり前を向く。最後の新社長の言葉から、本当に地域や社会、従業員のことを考えたいい会社なのだなぁということが伝わってきた。沿岸の高速もできたことだし、本だけでなく、いろんな現地に足を運んでみたい。まだまだ知らないことが沢山ある。

  • よちゃー さん

    児童書。宮城県気仙沼にあるオイカワデニムの及川秀子さんと息子さん達と地域の皆さん、夫の死、不景気、震災などの困難を乗り越え、新しい挑戦を続ける姿は本当に逞しい。

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今関信子

滋賀県児童図書研究会会長。日本児童文学者協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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