英文解体新書 2 シャーロック・ホームズから始める英文解釈

北村一真

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784327452995
ISBN 10 : 4327452998
フォーマット
出版社
発行年月
2021年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
272p;21

内容詳細

『英文解体新書』が帰ってきました!英文解釈探偵ことMR.BIGさんが、今度は、シャーロック・ホームズの英語を「解体」します。100年以上も前の英語を読むなんて時代遅れ、などと言う勿れ。学校英語で勉強したことがこれほど生き、そしてまた構文の把握力を鍛えるのにこれほどふさわしい英語はありません。シャーロック・ホームズの英語を読んだあとは、コナン・ドイルのほかの作品へ進み、さらに、ポー、スティーヴンソン、ウェルズなどの英語にも挑戦してみましょう!前作同様、「伊藤和夫」流を継承して、英文を理解していくさいにどんなふうに頭を働かせればよいかを解説、また、今回は「文法・語法コラム」を充実させました。

目次 : 1 長編(『緋色の研究』/ 『恐怖の谷』 ほか)/ 2 短編(1)(「まだらの紐」/ 「ボヘミアの醜聞」 ほか)/ 3 短編(2)(「空き家の冒険」/ 「ノーウッドの建築業者」 ほか)/ 4 チャレンジャー教授(『失われた世界』/ 『毒ガス帯』 ほか)/ 5 19世紀の冒険小説(ポー「モルグ街の殺人」/ スティーヴンソン『ジキル博士とハイド氏』 ほか)

【著者紹介】
北村一真 : 1982年生まれ。2005年慶應義塾大学文学部卒、2007年同大学前期博士課程修了、2010年、同大学大学院後期博士課程単位取得満期退学。学部生、大学院生時代に関西の大学受験塾、降盛ゼミナールで難関大受験対策の英語講座を担当。滋賀大、順天堂大の非常勤講師を経て、2009年に杏林大学外国語学部助教に就任。現在、同大学の准教授。また、中央大の兼任講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • サアベドラ さん

    シャーロック・ホームズなど19世紀後半〜20世紀はじめの古い小説を題材にした英文解釈本。2021年刊。対象は大学生以上。抜粋が短く、状況説明も最低限なので純粋に英文解釈力が鍛えられる。前半のホームズはともかく、後半のコナン・ドイルのSF小説や他の著者の19世紀の小説は構文や語法の面で普段読む英文のレベルを超えていて、読み解くのに苦労した。勉強になった反面、英文解釈自体が自己目的化している気がして無力感に襲われた。英文解釈力は自分が読む英文がスラスラ読める程度の範囲でいいんじゃないかとも感じた。

  • Nobu A さん

    前巻に続き2巻も読了。本著は小説「シャーロック・ホームズ」から原文そのまま抜粋し、英文解釈したもの。全英文朗読し訳文を通読し思ったこと。著者の訳例並みに精読するのにどれだけ時間を要するのか。本文に「マーク・トウェインはあの大江健三郎が「厄介な英語」と評する」とある。アーサー・コナン・ドイルだって決して「優しい英語」ではない。一応英検1級合格、TOEICほぼ満点並みの(帰国後、随分落ちたが)英語力と言っても、所詮雑な英作文と4択の選択肢問題を解いただけ。訳出となると話は全く違う。両言語が鍛えられる。

  • toiwata さん

    青い表紙の英文解体新書でも同じことを思ったが、普段、仕事で読んでいる英語は、短い上に、とても易しいことが如実にわかる。 現実は現実として考える必要があるのだ。是非は無い。

  • Omelette さん

    解釈と翻訳の二本立てになったと感じる。前作では解釈がメインで「解体」というにふさわしく英文をステップ・バイ・ステップで腑分けしてみせたが、そこから本文の流麗な訳とのあいだにギャップを感じることも少なくなかった。今作では訳出のプロセスの解説が増え、訳文に落とし込むという統合の作業が学びやすくなっている。1.原文から辞書を使って翻訳/2.解説を読んで訳文を修正/3.訳例を見て自分の訳文をブラッシュアップ/ここまですればこの本を味わい尽くせると思う。時間がなければ1をとばして解説を読んでから訳出するといいかも

  • Shosei さん

    「2」である本作には数ページごとに(⇒英文解体新書○節)と、前作を参照するよう指示書きがあります。バカ正直にいちいち前作に戻って読み直してみました。当然読了に時間がかかりましたが、結果的に前作もほぼ丸々再読したこととなりました。特に参照指示の多かった連鎖関係詞節、名詞句を動詞に置き換えること、useとmentionの違いなど、3度も4度も読み直しを強いられ完全に理解することができました。前作と異なり本作は作品ごとの配列になっています。よって自分は前作理解のためのside reader的に楽しみました。

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