続・翻訳の基本 素直な訳文の作り方

宮脇孝雄

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784327452346
ISBN 10 : 4327452343
フォーマット
出版社
発行年月
2010年09月
日本
追加情報
:
200

内容詳細

“原文を書かれたとおりに訳す”。この翻訳の普遍原則を、ベテラン翻訳者が様々な用例と共に詳しく解説。著者自身の実践的な翻訳例も多数紹介。「週刊ST」好評連載「翻訳家ノート」「翻訳の料理法」の単行本化。

【著者紹介】
宮脇孝雄 : 1954年高知県生まれ。翻訳家、随筆家、文芸評論家。ユニカレッジ講師、専修大学非常勤講師。早稲田大学政治経済学部在学中より翻訳活動を始める。料理に関する随筆も多い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Nobu A さん

    前著「翻訳の基本」に続き、購読本読了。前著と被る箇所は殆ど無し。前著同様、文芸翻訳対象だが、第U章の単語力養成講座は翻訳全般に応用が利き、とても勉強になった。windowlessを文脈から推測し、「窓がやぶれた」と訳す柔軟性と創造性。意外に見逃しがちなa littleやa lot of等の多義語の取り扱い。著者が苦労した体験談が何よりも興味深い。筆者曰く、翻訳に必要な要素は語学力3、日本語力5、一般常識1、調査力1に納得。自動翻訳が最近跋扈しているが、この本読んだら、悪いがまだ足元にも及ばないと感じた。

  • yukimaze さん

    私が翻訳本を買うということは、翻訳文を買うということだ。つまり他国語で書かれた文章の世界観、行間に込められたイメージ、余韻を残す雰囲気までが日本語の文章で表現されていると期待される「本」を購入するのだ。そして私は、熟練の翻訳者の、「もちろん、変に文学的な表現を使うのが日本語力ではなく、正確で端正な文章を書けばいいだけの話である。そして、よくいわれることだが、日本語力を身につけるには、ちょっと古めの本を読み、国語の辞書に親しむだけでいい。」(p. 143)という慎み深い言葉に、深く感謝するのだ。

  • タイコウチ さん

    「基本=原文どおり」という惹句に誘われて。著者自身の過去の誤訳も含め、具体的な事例を検討しながら、英語から日本語へのより良い翻訳の仕方(主に語義の解釈)について、エッセイ・スタイルで教えてくれる。同業者の誤訳例はすべて作品名と翻訳者名を伏せてあり、全体に嫌味なく、読みやすくためになる読み物になっている。日本語力を高めるには、自分が慣れ親しんでいる現代よりも少し古い時代の日本語を読むと良いという指摘は、なるほどと思う。前作もさかのぼって読んでみたい。

  • はぐれ猫 さん

    数年前に読んだ前作は大変参考にしました。今回も覚えられるわけじゃないけど、押さえておきたい。そして、随所にみられるユーモアにクスリとしながら、出版された中にこんなに誤訳を見つけられるって怖いなーと思った。翻訳調が苦手でずっと翻訳書を敬遠して、原著を読むよう頑張っていたけど、最近は質が高くなっているので外国の小説もやっぱり読もうかなって思った。★★★★★

  • nezumi さん

    こちらも最後まで笑いながら読んだ。翻訳って難しいけど楽しい。

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