日本語文法のしくみ シリーズ・日本語のしくみを探る

井上優

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784327383015
ISBN 10 : 4327383015
フォーマット
出版社
発行年月
2002年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
町田健 ,  
追加情報
:
21cm,193p

内容詳細

「つかみどころがない」と考えられがちな日本語を、分析的に見るセンスを養う書。日本語の本質が見えてくる刺激的な入門書。Q&A方式で解説を展開し、「日本語教育能力検定試験」対策にも最適。

【著者紹介】
町田健 : 1957年福岡県生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得。東京大学助手、愛知教育大学助教授、成城大学助教授、北海道大学助教授を経て、現在、名古屋大学教授。専門は言語学。文の意味と構造の関係、ソシュール学説、フランス語の歴史などの幅広いフィールドで活躍している

井上優 : 1962年富山県井波町生まれ。東北大学文学部卒業、東京都立大学大学院人文科学研究科修士課程修了、同大学院博士課程中退。1988年より国立国語研究所。現在、同研究所主任研究員。専門は日本語文法(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • きゃれら さん

    「日本語に主語はいらない」という本を読みたい本に上げたら、読み友さんから間接的な形でしたが推薦された本。とてもまっとうな日本語文法研究への入門本でした。で、本の中で一度も「主語」という言葉は出てきませんでした。索引にも記載がないから、1回もないのでしょう。日本文法研究の場では、主語があるとかないとか、考えてもいないんですね。思い出してみれば、主語って英語の文法で初めて習うのかな。それ以外にもいろいろ面白い話があって、日本語について日ごろ考えている人は是非目を通すべきと思います。

  • ねむ さん

    はしがきにもあるように、「ことばを分析的に見る」センスを養うきっかけになる本。今までは文法書などに載っている文法こそが正しい日本語なのだと思い込んでいたが、あくまで言語事実に対する解釈の1つなのだとわかり、文法に対するイメージが変わった。ただ、自分の基礎知識不足なのか文章との相性なのかわからないが、個別の文法自体の説明はあまり頭に入って来ず、流し読みになってしまった。あくまで「文法」に対するイメージを変えるきっかけとしての本として捉えて、文法自体は他の書籍で学んでいくことが良いように思う。

  • callas1900 さん

    文法の本というより、文法を勉強するにあたっての心構えを読んだ読後感。文法は種々あり、物事の正誤を批判するために使うのではなく、楽しむために学ぶ。他の勉学に通じるものがある。

  • てながあしなが さん

    日本語の文法が、断片的に分かった、というのが率直な感想。方言にも文法的な観点で説明を試みるというのは興味深い。また、少し難しかったが、統語論の考えがなんとなく理解出来た。

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