日本人と英語 もうひとつの英語百年史

斎藤兆史

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784327377205
ISBN 10 : 4327377201
フォーマット
出版社
発行年月
2007年10月
日本
追加情報
:
20cm,248p

内容詳細

日本人は、なぜこれほどまでに英語を愛し、そして憎んできたのか。日本人と英語の関わりを、過去100年に限って概観。明治末から現代に至る時空間の中で、日本人が英語を相手に演じてきた様々な愛憎劇を検証。

【著者紹介】
斎藤兆史 : 1958年、栃木県生まれ。東京大学文学部卒業後、同大学大学院人文科学研究科修士課程修了。インディアナ大学英文科修士課程修了。ノッティンガム大学英文科修士課程修了。東京大学大学院総合文化研究科准教授。専攻は英語教育・学習論、英学。高度に専門分化しつつある英語関連諸分野を求心的につなぎ留める研究・教育原理の確立を目指している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • サアベドラ さん

    明治から平成までの、日本の英語教育史。「何年やってもできない」と現行の英語教育に文句を言い、その時の流行りのメソッドに飛びつくも結局は放り出す、を繰り返す日本人のトホホな英語事情が赤裸々に書いてあります。これ読んでると、別に日本人は英語なんてできなくていいんじゃないの?って気分になってきます。

  • Mentyu さん

    日本における英語教育史を明治時代から平成まで俯瞰する内容。この一冊で英語教育史の流れはつかめるのではないかと思う。英語教育が効果を上げた例が明治の洋学導入期を除いてほとんどない一方で、熱病のように英語教育ブームが繰り返されてきたことが分かる。なんというか、救いようのない気持ちになる本だった。

  • 花野 さん

    現在の日本の英語教育を考える上で大変参考になる本でした。日本人にとって英語はとてもネックな代物であり、歴史からみても日本の英語習得は困難をきわめざるおえない。国民の5%に外国語の実際的能力を持たせるという平泉思案もなかなか的を射ているのかもしれない。また、いわゆる英語は英語で学ぶナチュラル・メソッドへの批判が大正にあったことに驚きました。

  • ihatov1001 さん

    明治時代に始まり現在に至るまで100年間の英語教育の流れを綴った一冊です。

  • wang さん

    明治末頃からの英語教育。明治維新以来の英語ブームが来ていた当時に、受験英語の弊害や学生の英語力低下が憂慮されていた。その後も、同様の問題の指摘や画期的英語教授法のブームが繰り返され今日依然として同様の問題が提起される。言語=コミュニケーションツールなのにコミュニケーション重視の英語教育が語られる矛盾を指摘し、文法無視や欧米の児童が使う単語よりも少ない極端な語彙限定を行う教授法に異議を唱える。所詮週数時間の学習で十分な英語力が得られないのであれば、将来独学の基礎になる正確な文法などを学ぶことが重要と。

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人物・団体紹介

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斎藤兆史

東京大学名誉教授。東京大学文学部卒業、同大学院人文科学研究科修士課程修了。インディアナ大学英文科修士課程修了。ノッティンガム大学英文科博士課程修了(Ph.D.)。東京大学文学部助手、同大学院総合文化研究科准教授・教授、同大学院教育学研究科教授、同大学教育学部附属中等教育学校長を歴任

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