関連性理論の新展開 認知とコミュニケーション 英語学モノグラフシリーズ21

東森勲

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784327257217
ISBN 10 : 4327257214
フォーマット
出版社
発行年月
2003年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
21cm,216p

内容詳細

本書は、人と人が行うコミュニケーションの発話の理解に焦点をあてる。発話の内容に関して、何が伝達されるのか、なぜそのような意味になるのか、どの部分が明示的に伝達され、どの部分が含意として非明示的に伝達されるのかといった側面である。この領域は、Griceによって先鞭がつけられたが、近年GriceとGrice派の分析方法の不備を明らかにし、新しい普遍的原則によって上記のような問題に答えようとする関連性理論が、有効かつ有望な分析方法として注目を集めている。関連性理論は、発話がいかに解釈されるかということに関する理論である。本書は、この理論によって明らかになった発話理解の諸側面を整理し、更なる発展の可能性を探ろうとするものである。

目次 : 第1章 イントロダクション―コミュニケーション能力と解釈原則(コミュニケーションを可能にするもの/ 関連性理論の研究対象と基礎概念)/ 第2章 表意と推意(発話によって伝達される2種類の意味/ Grice(1967、1975、1989)の‘what is said’と‘what is implicated’ ほか)/ 第3章 概念的コード化と手続き的コード化(発話によって伝わる情報/ 概念的コード化 ほか)/ 第4章 言語の記述的用法と解釈的用法(ルース・トークに基づく伝達/ 解釈的類似性に基づく伝達 ほか)/ 第5章 より複雑な言語使用の分野への応用(広告の分析/ 翻訳の分析 ほか)

【著者紹介】
東森勲 : 1951年大阪府生まれ。大阪大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。現在、龍谷大学文学部教授

吉村あき子 : 1959年奈良県生まれ。大阪大学大学院文学研究科博士後期課程(英語学専攻)単位取得退学(1993)。博士(文学)(大阪大学1997)。現在、奈良女子大学文学部助教授。著書に『否定極性現象』(英宝社、1999、市河賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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  • rhetorico さん

    吉村先生ってきれいな人です。

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龍谷大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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