ウィリアム・シェイクスピア

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オセロー 研究社シェイクスピアコレクション

ウィリアム・シェイクスピア

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784327180300
ISBN 10 : 4327180300
フォーマット
出版社
発行年月
2010年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
274p;19

内容詳細

若く美しい妻をめとり、幸福の絶頂だった勇猛高潔なムーア人の将軍オセローは、旗手イアーゴの奸計により、副官と妻との不義を疑い…。シェイクスピアの純愛悲劇の傑作。シェイクスピアで人生を読むシリーズ10巻。

【著者紹介】
大場建治 : 1931年生まれ。明治学院大学名誉教授・演劇評論家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • miki さん

    イアーゴの残虐さ冷血さ残忍さ、ひたすらの悪人ぶりに震撼。人を唆し、欺き、扇動し、憎きオセロ―のみならず、邪魔となれば自分の妻すら自らの手で地獄へ突きおとそうとする姿に微塵の後悔も反省もないなんて。鬼!自分の手を汚さない狡猾さを持ち、相手の弱みと隙をつく長ける嗅覚、洞察力に優れた天才。これは確かに、世界文学史上最も魅力的な悪人だと思う。父権制の時代、ただ愛を全うするにはデズデモーナは純粋すぎたし、悪魔の言葉に惑わされてしまったオセロ―はやはりどこかに自分の容姿や立場に不安定を抱いてたのだろう。

  • syota さん

    純粋で高潔な精神が小さなきっかけから疑心暗鬼に陥り、どんどん深みにはまってしまう。オセローが次第に正常な判断力を失っていく様子、そしてクライマックスの乱心ぶり、心の闇を描ききる作者の力量はすさまじいばかり。だが、「リア王」ほどには心にずしんと響かない。主役オセローが偉大な将軍の割にはあまりにも単純、無防備で、簡単にだまされてしまい、同情しにくいからか。私の脳内ランキングでは、「ハムレット」より上で「リア王」よりは下。

  • 左手爆弾 さん

    イアーゴの策略の巧妙さ、恐ろしさ、それにあっさりとはまってしまう武人オセロー。基本的にはイアーゴの手のひらの上で全てが進んでいき、最後の最後でエミリアの命をかけた告発で主要人物がみな退場し舞台は終わる。こう考えるとやはりエミリアという存在は謎である。それほど出番は多くないものの、重要な役回りであり、物語を展開させる軸のようにも見える。解説でわざわざ取り扱ったのも納得が出来る。本としては、文字が大きく読みやすく、原文のリズムを活かすような訳であり、解説には訳者のこだわりと苦労が現れている。

  • あきつぐ さん

    さすが詩劇。とてもテンポよく読めました。背景描写などなくともそれらをイメージさせる文章にグッと惹きこまれます。ドロドロの愛憎劇ですがとても哀しい物語です。

  • にき さん

    (図)

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