英文精読教室 第3巻 口語を聴く

柴田元幸

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784327099039
ISBN 10 : 4327099031
フォーマット
出版社
発行年月
2021年08月
日本
追加情報
:
207p;22

内容詳細

小説の「声」が聞こえる楽しさ。古典から現代まで。詳細な注釈。原文の持ち味を等価で伝える対訳。マーク・トウェイン、ヘミングウェイの真髄は声にあり。文字を「聴く」力を楽しく鍛える!

目次 : Sandra Cisneros,“Those Who Don’t”(1984)(サンドラ・シスネロス「わかってない奴ら」)/ Mark Twain,“How I Edited an Agricultural Newspaper Once”(1870)(マーク・トウェイン「私の農業新聞作り」)/ Ernest Hemingway,“The Killers”(1927)(アーネスト・ヘミングウェイ「殺し屋たち」)/ Jim Shepard,“Batting Against Castro”(1996)(ジム・シェパード「カストロを迎え撃つ」)/ Kevin Barry,“Who’s‐Dead McCarthy”(2020)(ケヴィン・バリー「誰が死んだかマッカーシー」)

【著者紹介】
柴田元幸 : 翻訳家、東京大学名誉教授。東京都生まれ。ポール・オースター、レベッカ・ブラウン、スティーヴン・ミルハウザー、スチュアート・ダイベック、スティーヴ・エリクソンなど、現代アメリカ文学を数多く翻訳。2010年、トマス・ピンチョン『メイスン&ディクスン』(新潮社)で日本翻訳文化賞を受賞。翻訳多数。文芸誌『MONKEY』、および英語文芸誌MONKEY責任編集。2017年、早稲田大学坪内逍遥大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Ecriture さん

    活き活きとした口語の翻訳実践。 “start shaking” が “go shakity-shake” になっているとどのように違うのか。英会話では日本語よりも相手の名前を呼びがちだが、どの程度訳文に反映させるか。 “berry” という翻訳しようのない語(!)への対処法など。トウェインやヘミングウェイらの文体、声に熟達したうえで出てくる訳は職人芸。しかも、ジム・シェパードは作品一つずつがトーンも語彙も異なり、声はどこにもないとの分析で、一定の範疇に収めようとしない。訳に先立って読みの上手さがある。

  • WA さん

    柴田元幸、すごい。Sandra Cisneros, "Those Who Don't" (1984) Mark Twain, "How I Edited an Agricultural Newspaper Once" (1870) Ernest Hemingway, "The Killers" (1927) Jim Shepard, "Batting Against Castro" (1996) Kevin Barry, "Who's-Dead McCarthy" (2019) 

  • ゆたち さん

    Batting Against Castroは英単語以前に野球単語が分からなくて苦労した。パスボールとか。 こういう口語バリバリの文章を読むと、大学入試までに読んだ英文なんて受験生向けに丁寧に難易度を操作されたものなんだと感じられてよい。まだまだ勉強せねば!

  • あさ さん

    「How I Edited an Agricultural Newspaper Once」が思ってたより笑える(そして皮肉の利いた)話でおもしろかった。「Batting Against Castro」は口語の砕けた表現が多くて読むのが大変だったが、こっちも笑えた。「殺し屋たち」は何かで邦訳を読んだことがあったけれど、「インディアン・キャンプ」(これは『ヘミングウェイで学ぶ英文法』で読んだ)のあの少年のシリーズだということは解説を見て初めて知った。びっくり。

  • DEN2RO さん

    英語の小説を原文で読むシリーズの第3巻。教科書風の正しい英語とは一線を画す、生きがよくて含蓄のある口語英語がテンポよく飛び続けます。落語の江戸っ子の会話を外国人が読んだらこんな違和感と興味とを持つのかも。「カストロを迎え撃つ」は読むのが大変だけどおもしろい。

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