日本現代怪異事典副読本

朝里樹

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784305708786
ISBN 10 : 4305708787
フォーマット
出版社
発行年月
2019年07月
日本
追加情報
:
315p;22

内容詳細

怪異界のベストセラー『日本現代怪異事典』がよりわかりやすく、より面白くパワーアップ。怪異徹底ビジュアル解説!!怪異論・類似怪異・出没場所・使用凶器・都道府県別・怪異事典拾遺。カラー28P、イラスト145点、新怪異50点、充実の掲載内容。

目次 : 特集 日本現代怪異を知る/ 第1章 類似怪異/ 第2章 出没場所/ 第3章 使用凶器/ 第4章 都道府県別怪異/ 第5章 『日本現代怪異事典』拾遺

【著者紹介】
朝里樹 : 怪異妖怪愛好家・作家。1990年、北海道に生まれる。2014年、法政大学文学部卒業。日本文学専攻。現在公務員として働く傍ら、在野で怪異・妖怪の収集・研究を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • keroppi さん

    「あの世の事典」「地獄めぐり」に続いて。ハロウィンだからというわけでもないが、怪異な本が続いている。この本は、現代に語られる怪異を系統立てて説明している。今は、インターネットやLINEでも怪異が語り継がれているようだ。人間は、本当に怪異なものに惹かれるものである。

  • 花乃雪音 さん

    『日本現代怪異事典』は辞書や事典を読み物として楽しめる人には通読できるのに対して副読本の本書は普通に読める本となっている。日本現代怪異事典に載せられていた怪異を「類似怪異」「出没場所」「使用凶器」「都道府県別怪異」という区分で分類されている。きさらぎ駅や霧島駅といった異界駅が30もあり聞き覚えのないものがいくつもあった。妖怪を都道府県別で紹介しているものは知っているが現代怪異はそもそもどこか知らないものが多かったので楽しく読むことができた。 

  • のりすけ さん

    怪異も時代によって変異を重ねていくのですね。LINEを使った怪異なんてもう、おばちゃんにはついていけませんわ。ネットで話題になった「禁后」や「リゾートなんちゃら」やら出てきたので思わず読みに行ってしまったよ。あ、そうそう、こんな話やったわ(忘れてる)…他にもないかしらん…からのオカルトサーフィン…アカーン。映画化されてる怪異もちらほら。「口裂け女」なんかメジャーキャラだから映画の出来もピンキリ。「口裂け女2」はなかなか切なくてよかったです。

  • ジャズクラ本 さん

    最初はイロモノキワモノの類いかと思ったが、なかなかどうして在野の研究者による民俗学の領域だった。・為永春水「閑窓瑣談」・井上円了「妖怪玄談」・「桃山人夜話」・横浜メリー(娼婦)が元になっているものもある。又、1927年に米国から親善目的で学校に送られた人形にもMaryと名のついたものが多数あった・柳田国男「妖怪名彙」「妖怪談義」・30人を惨殺した岡山の津山事件・ゲゲゲの鬼太郎は紙芝居として生まれ、後に貸本業者に移行した水木により漫画に生まれ変わる・平田篤胤「仙境異聞」・岩見沢市萬念寺の髪が伸びるお菊人形

  • テツ さん

    タイトルが示すように『日本現代怪異辞典』の副読本。納戸が消えた現代日本では納戸婆は絶滅し、闇が駆逐された夜には本所七不思議も消え去ってしまった。だからといっていわゆる怪異というモノ自体が死に絶えたわけではない。人が存在し続けている限り不思議など本来全く含んではいない森羅万象に対して何かを幻視する心を人がもっている限り、その時と場所に即した怪異は生まれ続けていく。こうしてリアルタイムで語られる怪異もやがては時代の流れと共に滅んでいくのだろう。怪異は人の知性と文化が生み出すナマモノだなあ。

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朝里樹

作家。公務員として働くかたわら、怪異・妖怪の収集・研究をおこなう(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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