すずちゃんののうみそ 自閉症スペクトラムのすずちゃんの、ママからのおてがみ

竹山美奈子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784265802364
ISBN 10 : 4265802362
フォーマット
出版社
発行年月
2018年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
32p;29

内容詳細

「ねえ、すずちゃんママ、すずちゃんは、どうして年長さんなのに、くつを一人ではけないの?」保育園のお友だちの疑問に、すずちゃんママがお手紙で答えました。自閉症のことがすーっとわかって、ちょっと身近に感じるお話です。

【著者紹介】
竹山美奈子 : 大阪府堺市出身。特別支援学級(当時は養護学級)と通常学級の交流が日常的にある学校で、障害のあるお友だちが周りにいることが当たり前、という環境で小中学校生活を送る。父親の転勤で中学2年生のときに静岡県三島市に移住。静岡大学教育学部小学校教員養成課程を卒業後、教育系の出版社で、中高生とその保護者向けの情報誌の企画・編集・ライティング・ブックデザイン、プロモーション、人事、広報に携わる。重度知的障害を伴う自閉症のある娘、鈴乃ちゃんが就学する際に退職。2014年、「さくらとカトリ」「dear my sister」(アトリエBonami)に出会い、その世界観に感動・共感し、2015年9月、紙芝居「すずちゃんののうみそ」のイラストをアトリエBonamiに依頼。2016年3月、紙芝居を自費出版

三木葉苗 : 神奈川県足柄下郡真鶴町出身。詩人、イラストレーター。活版印刷・手製本など、製作面を担う夫、杉山聡さん、重度知的障害を伴う自閉症のあるアーティストの妹、三木咲良さんと3人で、真鶴にあるアトリエ「Bonami(フランス語でともだち、仲良しの意)」で創作活動をしている

宇野洋太 : 兵庫県神戸市出身。児童精神科医師、医学博士。大学生時代に偶然参加したサークル活動が自閉症のある子どもたちと過ごすものであった。以来、自閉症のある方々に魅了され、児童精神科医として療育や支援に取り組んでいる。大学卒業後、東京医科歯科大学医学部附属病院精神科、東京都立梅ヶ丘病院、名古屋大学医学部附属病院親と子どもの心療科などを経て、よこはま発達クリニック、ハーバード大学マクリーン病院に勤務している。また就労支援機関、福祉施設、児童デイサービス等の顧問、嘱託医などもしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ♪みどりpiyopiyo♪ さん

    うわーん泣いたー💦 すずちゃんも周りの子達もお母さんも先生も みんないい子♡ 絵本で感涙ってあんまりないんだけど、これは泣いちゃったよ。■自閉症スペクトラム(ASD)という障害を持つすずちゃんは、6歳になってもお喋りができません。スプーンも上手く使えません。急に泣いたり笑ったりすることもあります。どうしてなのか就学前の子にも分かる言葉で綴られています。■周りの子達からは妹みたいに接してもらって、お母さんも可愛そうがったり卑下したりすることなく、淡々とした良いご本でした ღ˘◡˘ღ♡ (2016年)(→続

  • ベーグルグル (感想、本登録のみ) さん

    自閉症スペクトラムのすずちゃん。保育園の卒園式にお友達に向けてすずちゃんのお母さんがお手紙を書いたもの。自閉症の事について子供でも分かりやすく書かれており、多様性を大事にする事や、お母さんの愛情あふれる文章に心が打たれました。まだまだ自閉症に関しては間違った考え方をしている大人も多い(自閉症の原因がしつけの問題とか・・・)いろんな人に手に取って貰いたい1冊。子供の方が自然に素直に受け止めてくれそうな気がします。

  • ネギっ子gen さん

    「ねえ、すずちゃんママ、すずちゃんはどうして年長さんなのに、靴を一人ではけないの? どうしてしゃべれないの?」保育園のお友だちの疑問に、すずちゃんママがお手紙で答えました。副題にあるように、自閉症スペクトラムの娘・鈴乃のママが作った絵本。巻末に付録として、自閉症の特徴紹介も。医学監修者より。<自閉症スペクトラム(ASD)を異文化に例えることがあります/本来、文化の違いは多数派・少数派の差はありますが、良い・悪いというものではありません。また誰しも多かれ少なかれ、他者とは異なる文化の中で生きています>と。⇒

  • ミライ さん

    「こころの病気」である自閉症スペクトラム(ADS)を発症した幼稚園児のすずちゃんに対する保育園の友達の疑問に、すずちゃんの母親が手紙で答える絵本。ADSは難解な病気だと思うが絵本で読むと子供にもわかりやすい(小学生低学年にも読めると思う)。巻末には自閉症の特徴紹介もあり、ASDに関する理解度を上げてくれる。中でも友達といっしょに三輪車で遊んでいるすずちゃんの絵が印象的、こういう絵本はぜひ図書館等に置くべきですね。

  • 春が来た さん

    本屋さんで何気なく手に取り、子どもと立ち読みしてたけど、(私的な思いもあり)感極まってしまい熱くなる目頭をこそっとおさえた。今、この絵本は、うちの本棚ではなくソファにある。いつでも見たいから。知りたいから。そして、立ち読みではなく子どもと話したかったから。感動してほしいわけじゃない。あんまりこんな事は思わないんだけど、できれば多くの人に手にして欲しい絵本。

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人物・団体紹介

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竹山美奈子

1967年大阪府堺市生まれ。静岡大学教育学部卒業。教育系出版社で、情報誌の企画・編集・ライティング・ブックデザイン・プロモーションなどに従事。重度知的障害を伴う自閉症のある娘(鈴乃ちゃん)が就学する際に退職。2016年に紙芝居『すずちゃんののうみそ』を自費出版し、2018年、岩崎書店から絵本として出

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