玉依姫 文春文庫

阿部智里

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167910617
ISBN 10 : 4167910616
フォーマット
出版社
発行年月
2018年05月
日本
追加情報
:
368p;16

内容詳細

八咫烏シリーズはここから始まった――女子高生・志帆が、故郷の山奥で遭遇したものとは。ついに明らかになる異世界「山内」の秘密。

【著者紹介】
阿部智里 : 1991年群馬県生まれ。2012年早稲田大学文化構想学部在学中、20歳という史上最年少の若さで松本清張賞を受賞。デビュー作『烏に単は似合わない』は八咫烏の世界を舞台に緻密な世界設定を行い、微妙な心理描写や意外な結末をはらんだストーリーも高い評価を受けた。14年早稲田大学大学院文学研究科に進学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • ミュポトワ@猫mode さん

    八咫烏シリーズ5巻目です。これで今出てる文庫のシリーズは全部読んだことになるのかな。今回も面白かったですが、今回の主人公には、はじめ陽子と同じ匂いを感じて危うく惚れそうになりました。でも、話の主題が別のところにあったので惚れなかったんですが、神様って死ぬよなって思いだしました。神様っていつ死ぬか…それは人に忘れられた時に死ぬんですよ。だから信者を増やそうとするんです。それに、仏は救うが神は祟るって言いますし、日本の神様って結構わがままですよねwま、内容はそんな宗教染みた話ではなく、ちゃんと面白いお話でした

  • さばかん さん

    今までとはちょっと毛色が異なる本作。執筆経緯からして違うらしい。ゆえにちょっと私の好みからは外れる内容となってしまってる。こういうのを最後良い話風に締めるけど、いやいやふざけんなって思ってしまうものでして。まぁ好き嫌いは置いといて、面白くてスイスイ読めた。時系列は刊行順でいいのかな?以上の理由により読後の充実感的なものは得られなかったが、面白いことには変わりがないので、満を持しての第一部完結巻、首を洗って待ってます。

  • かめりあうさぎ さん

    シリーズ第5弾。1年近く待ち続けていたのに2日もかからず読み終わってしまった!読みはじめて「あれ?文章のクオリティが逆戻りしている」と思っていたら、なるほど、高校生の時に書いたモノを手直ししたんですね。しかも烏シリーズはそのスピンオフ的に始まったとは!やはりこのシリーズはこの世界観にこそ魅力が詰まっていると再確認。キャラクターの心情変化が唐突だったり、全体的に説明臭いのは仕方ないとして、これまで謎だったことにもある程度答えが与えられているので、このシリーズの沼にハマってしまった人なら外せない一冊。

  • あきぽん さん

    阿部智里が高校生の時に書いたものをリライトしたもの。「玉依姫」というのは神武天皇のお母さんの名前で、この本のテーマは「母性」です。主人公少女は恋愛もそういうこともしませんが母性に目覚め、少年を育んでいきます。母性のすばらしさだけではなく恐ろしさもちゃんと描いています。日本神話もしっかり勉強しているようです。ファンタジーの世界観構築は荒削りで狭いけれど、独特の面白さがあり、若い作者の成長が楽しみです。

  • ナイスネイチャ さん

    舞台が現代になっていたので、間違えたかな?と勘違いするぐらいでしたが、シリーズで一番面白かった。特に奈月彦が今までの悠然たるキャラが崩れた感が味わえた。次巻も楽しみです。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

阿部智里

1991年、群馬県前橋市生まれ。早稲田大学文化構想学部在学中の2012年、『烏に単は似合わない』で松本清張賞を史上最年少受賞。17年、早稲田大学大学院文学研究科修士課程修了。デビュー作から続く壮大な異世界ファンタジー「八咫烏」シリーズは現在は第2部へと突入、外伝も含めて『望月の烏』で12冊を数える(

プロフィール詳細へ

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品