そこで液状化が起きる理由 被害の実態と土地条件から探る

若松加寿江

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784130637138
ISBN 10 : 4130637134
フォーマット
出版社
発行年月
2018年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
276p;19

内容詳細

液状化が起きやすいのはどんな場所?液状化の原因から対策まで、膨大な調査の蓄積に基づき、さまざまな事例を紹介。災害に強いまちづくり・家づくりに向けて、第一人者からの提言。

目次 : 第1章 日本の「四大液状化地震」を振り返る/ 第2章 液状化現象とは何か/ 第3章 液状化被害を受けやすい土地の見分け方/ 第4章 土地購入前にチェック―液状化発生の可能性/ 第5章 地名と液状化/ 第6章 液状化の予測方法と土地購入後に行う地盤調査/ 第7章 液状化に備える―液状化対策/ 第8章 液状化被害の軽減に向けて

【著者紹介】
若松加寿江 : 1970年日本女子大学家政学部住居学科卒業。1972年早稲田大学大学院理工学研究科修士課程修了。早稲田大学理工学研究所特別研究員、東京大学生産技術研究所研究員、(独)防災科学技術研究所招聘研究員、埼玉大学地圏科学研究センター客員教授、などを経て、関東学院大学理工学部土木学系教授(2008年〜)。(国研)防災科学技術研究所客員研究員、博士(工学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ましゃ さん

    液状化とは、水混じり(地下水位が高い)の地盤(締め固まっていない砂)が地震の揺れによって砂混じりの液体に一時的に変化すること。液状化すると人間の重さすら支えられないため、地中の水や砂が噴き出し、さらに大きな地盤沈下が発生する。東日本大震災で大きな被害が出たのも液状化が関係している。液状化により堤防の基礎が緩んでいたため、堤防を優に超え津波が町に押し寄せた。また地中から噴水・噴砂が発生し一面泥海と化し地盤沈下も激しかったため、避難が出来ず被害が拡大した…知らない事が多かった。地震に備えるだけではダメなのだ。

  • takao さん

    埋立地、旧河道・池沼、川の沿岸、採掘跡地、谷埋め立て盛土

  • アーク さん

    東日本大震災の時に湾岸地区で大きな被害をもたらした液状化現象って、この本を読むまでは詳しく知らなかったけれど、その詳細がよく分かった。液状化現象っててっきり建物が傾いたり地面から水が噴き出してくるだけと思ったら、地割れに飲み込まれるなどして人命に関わることもあると知って、意外に怖いものなんだな。旧地名からその場所の地理が分かるのは知っていたけれど、その根拠も本書で裏付けられた。将来起こるであろう関東の大地震に備えるためにも読んでおいてよかった。

  • aochama さん

    地震で発生する液状化現象。家が傾いたり、マンホールが上がってきたり、かつては人が飲み込まれて亡くなることもあったとか。その発生のメカニズムをやさしく説明し、過去の地震での実績からどんな地盤で発生しやすいかも解説します。また、予防法や傾いた家の修復方法、経済的カバーについても言及しており、液状化現象と被害対策の概要をつかむには最適です。とくに一戸建てを購入する前には、読んでおきたい内容です。

  • take さん

    液状化に関する一般向けの本として最適。

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