安全基準はどのようにできてきたか

橋本毅彦

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784130633666
ISBN 10 : 413063366X
フォーマット
出版社
発行年月
2017年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
337p;20

内容詳細

航空機、船舶、消防、堤防、原子力、水銀、心理、医療機器、国際標準―9つのケースを例にとりながら、工学的背景や歴史的発展とともにその成り立ちをたどる。

目次 : 身の回りの安全基準/ 1 交通(航空機と運航システム―安全基準の多角性と統一性/ 船舶と航海の安全性―保険業界・船級協会による評価)/ 2 災害(戦前の消防体制と戦後の消防力―都市構造と組織拡充/ 日本とオランダの治水計画―確率論と基本高水/ 原子力分野における確率論的安全評価の導入―日本の事例)/ 3 健康(食品の安全性と水銀中毒―生活習慣と行政基準/ 災害予防と心理学的類型―労働と適性検査)/ 4 国際規格(医療機器の国際規格づくり―臨床試験と適正実施基準/ 欧州の試み:CEマーク制度―安全確保への新機軸)/ 技術システムを支える安全基準

【著者紹介】
橋本毅彦 : 1957年、東京に生まれる。1980年、東京大学教養学部卒業。1991年、ジョンズ・ホプキンス大学Ph.D.取得。東京大学教養学部講師、東京大学先端科学技術研究センター助教授を経て、現在、東京大学大学院総合文化研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • The pen is mightier than the sword さん

    世の中の多くの産業にとって安全確保は大変重要な課題である。製造業、医療、交通、などなど、いずれも独自の産業形態に合った安全が求められており、自分が属する産業以外は疎くなりがちである。この著作ではさまざまな産業の安全の課題が取り上げられている。例を挙げると、交通の章では航空機と運航システム、船舶と航海の安全性。災害の章では戦後戦前の消防、治水、原子力の安全評価。健康の章では、食品の安全性と災害予防と心理学的類型。最後の医療機器の国際規格作りの話。いずれも深くは踏み込まないが、網羅性が必要な人には十分。126

  • kaz さん

    安全基準が純粋に科学的に作られるものではないであろうことは、もとより想像できたが、実際に定められる過程等は興味深く読ませてもらった。原発問題や水俣条約等を考える際の視点が広がるように思う。構成は「航空機と運航システム−安全基準の多角性と統一性」「船舶と航海の安全性−保険業界・船級協会による評価」「戦前の消防体制と戦後の消防力(八分消防)−都市構造と組織拡充」「日本とオランダの治水計画−確率論と基本高水」「原子力分野における確率論的安全評価の導入−日本の事例」「食品の安全性と水銀中毒−生活習慣と行政基準」等

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