オランウータン 森の哲人は子育ての達人

久世濃子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784130633499
ISBN 10 : 413063349X
フォーマット
出版社
発行年月
2018年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
212p;20

内容詳細

オランウータンほど不思議で難解な霊長類はいない。人間に近縁なのに群れをつくらず、単独生活をする霊長類と違ってオスがメスの2倍も大きい。その秘密は独特な形態や生理にあることを、著者はまず動物園での周到な観察で見抜き、続いて困難なフィールド調査に挑んだ。人間とは真逆な社会の特徴や理解困難な行動が次々に現れる。現場で感動し、疑問を抱き、解いていくフィールドワークの興奮が伝わってくる名著。

目次 : プロローグ アジアの隣人/ 第1章 無視された類人猿との出会い―動物園のオランウータン/ 第2章 動物園と野生のはざまで―半野生のオランウータン/ 第3章 森の哲人のすみか―野生のオランウータン/ 第4章 孤独だけど孤立しない―オランウータンの社会/ 第5章 究極の孤育て―オランウータンの子育て/ 第6章 オラウンウータンの現状と未来/ エピローグ これからのオランウータン調査研究

【著者紹介】
久世濃子 : 1976年、東京に生まれる。1999年、東京農工大学農学部卒業。2005年、東京工業大学大学院生命理工学研究科博士課程修了、博士(理学)。京都大学大学院理学研究科COE研究員、京都大学野生動物研究センター日本学術振興会特別研究員(PD)などを経て、国立科学博物館人類研究部・日本学術振興会特別研究員(RPD)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • takao さん

    ふむ

  • クロスリバーゴリラ さん

    チンパンジーは多くの学者が、ゴリラでは山極寿一氏が日本語で多くの著書を出している状況である。その中でオランウータンについて日本語で書かれたものは結構貴重なのではないか。しかも学術の側面かつフィールドワークの本としての側面も備えたボリューミーな本書は読む価値ありありと言えるのではないでしょうか。

  • まさくん さん

    オランウータンの生態を中心に書かれた本。 フィールドワークの苦労話なども書かれていて、この先フィールド研究を中心にしたい人にはモチベアップにいいかも。 オランウータンの生態に関してはフランジ雄の話が一番好き。自分も一霊長類雄としてフランジ雄になりたい。そのために・・・っていう話はネタバレになりそうだからやめときます。

  • chuji さん

    久喜市立中央図書館の本。2018年7月初版。書き下ろし? 発行所が「東京大学出版会」なので、学術書なのでしょうが、読みやすい本でした。「ウータン」が生きる自然を守りたい❗

  • rymuka さん

    オランウータンの顔についての調査に興味を惹かれた。研究者=久世氏の着眼が素晴らしい! 同じく東大出版の『モアイの白目』も、読みたい一冊。『オ』の読書録あり → http://rymuka.blog136.fc2.com/blog-entry-75.html

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