あらゆる学問は保育につながる 発達保育実践政策学の挑戦

秋田喜代美

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784130513333
ISBN 10 : 4130513338
フォーマット
出版社
発行年月
2016年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
393p;19

内容詳細

子育ては、学問にとって最高難度の研究テーマである。保育を担う社会と政策、保育の実態、乳幼児の発達の機構、保育に関わる人材の教育等について、社会科学、人文科学、自然科学までをカバーするあらゆる学問領域の専門家が結集し、新しい知の地平を切り拓く。

目次 : いま「保育」を考えるために/ 第1部 社会と保育(現代日本の保育:人が育つ場としての保育/ 公共政策の対象としての就学前の教育と保育/ 保育の制度・政策研究をめぐる諸課題/ 座談会 保育・幼児教育実践の現在)/ 第2部 発達と保育(発達と保育のシステム論/ ヒトの初期発達と環境/ 子どもの社会性発達と子育て・保育の役割/ ヒトの生活史戦略から捉えた保育/ 文化と文脈を内包する場としての保育)/ 第3部 保育と学問(座談会 発達保育実践政策学の構築に向けて/ 学術と社会の架け橋としての科学的助言:学術の健全な発展へ向けて/ 発達保育実践政策学への期待:学問と学問のつなぎ、学問と社会のつなぎ)

【著者紹介】
秋田喜代美監 : 東京大学大学院教育学研究科教授・同研究科附属発達保育実践政策学センター・センター長

山邉昭則 : 東京大学大学院教育学研究科特任助教

多賀厳太郎 : 東京大学大学院教育学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ゆう。 さん

    「発達保育実践政策学」とは何かを多様な学問分野から研究した書です。この学問とは、子どもの発達を見つめ保育実践の営みを対象とし、それを支える社会的な制度や文化システムを参画しながら、広い学際的研究領域を確立しようという野心があります。そのなかには「エビデンスに基づく保育」という視点もあるのだと思いました。僕は個人的に「エビデンス」と出てくると思考停止に陥ってしまうので難しかったです。子ども子育て支援新制度に対しては「前進」としている点など僕と意見が合わない部分もありましたが、全体的に面白い本でした。

  • aki さん

    すくすく子育てにもよく出ている井桁さん、遠藤さんも名を連ねた、保育に関する知見を基礎研究と現場の両面からまとめた本。第四章の座談会、井桁さんの「お昼寝も食事も保育者の都合を優先させ過ぎている」という発言、しつけや生活リズムを整えるとの大義名分で子どもを型にはめているとの主張は新鮮だった。眠くなったら眠ることができる自律心を育てるべきという理屈はとても納得できるけど、現実的にどう実践しているか聞いてみたい。

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