“社会的なもの”の歴史 社会学の興亡 1848‐2000

厚東洋輔

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784130501972
ISBN 10 : 4130501976
フォーマット
出版社
発行年月
2020年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
680p;22

内容詳細

社会学思想の歴史を生き生きと描き出す、社会学史の決定版。19世紀中葉、「社会問題」「社会主義」とともに、“社会的なもの”が発見され、「社会学」が誕生した。革命、二度の世界大戦、冷戦やグローバリゼーションの激動の近現代史のなか、階級や労働や福祉、教育や文化を通して、社会学者たちは「社会的なもの」の思想を紡ぎ、現実に挑戦する。一世紀半にわたる社会学思想の物語。

目次 : 1 社会問題と社会学 一八四〇‐一八九〇年/ 2 在野からアカデミーへ 一八九〇‐一九二〇年/ 3 社会学の試練 一九二〇‐一九四〇年/ 4 “大西洋憲章の社会学”―社会と社会学の再建 一九四〇‐一九七〇年/ 5 社会から文化へ 一九七〇‐二〇〇〇年/ 6 二一世紀の社会学にむけて 二〇〇〇年‐

【著者紹介】
厚東洋輔 : 1945年生まれ。1970年東京大学文学部卒業。1974年東京大学大学院社会学研究科博士課程中退。1975年大阪大学人間科学研究科・人間科学部専任講師助教授、教授を経て、2009年関西学院大学社会学研究科・社会学部教授。現在、大阪大学名誉教授。博士(人間科学・大阪大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ぷほは さん

    待ち焦がれていた著者の作品であり、読み終わるのが勿体なかった。とにかく平明かつ豊穣な文体によって社会学の歴史がなぞられていく、それだけで定価7500円の価値は保障されているのだが、5章のクーリー、9章のベヴァリジ、マーシャル等の記述は他の教科書や概説書でもあまり目にする機会がなく、大西洋憲章をひとつの画期となす社会学史観のあたりはスリリングな読書体験でもあった。テクストの引用、著者による要約、同時期の歴史的経緯、事例によるイラストレーション、それぞれがバランスよく抑制され、見知った議論も新鮮に感じられた。

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