温泉の経済史 近代日本の資源管理と地域経済

高柳友彦

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784130461337
ISBN 10 : 4130461338
フォーマット
出版社
発行年月
2021年03月
日本
追加情報
:
400p;22

内容詳細

近代日本における資源利用・資源管理と地域発展とのかかわりを、温泉地を事例に明らかにする近代以降導入された「近代的土地所有権」制度が、温泉資源の利用・管理のありようにどのような影響を与えたのか。戦間期以降の温泉地の利用客数の増加や資源開発の展開に温泉地がどのように対応したのか。温泉地における社会経済的変容に加え、温泉資源をめぐる利用・管理の歴史的変容過程を明らかにすることで、近代日本における資源利用・管理の特質を解明した。

目次 : 序章 資源利用と地域発展とのかかわり/ 第1章 温泉地の展開と旅行の近代化・大衆化/ 第2章 源泉利用の調整と行政機構の役割―明治期の熱海温泉/ 第3章 源泉管理の変容と温泉配給事業の誕生―戦間期の熱海温泉/ 第4章 新興温泉地の登場と株式会社による源泉管理―長岡鉱泉株式会社/ 第5章 外湯利用の温泉経営と行財政運営―愛媛県道後湯之町/ 第6章 温泉地の「銃後」の役割とその影響―道後温泉/ 第7章 源泉利用と石炭資源開発との相克―戦前期の常磐湯本温泉/ 終章 温泉地における私的所有と資源利用―総括と展望

【著者紹介】
高柳友彦 : 1980年東京都生まれ。2002年慶應義塾大学経済学部卒業。2009年東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。現在、一橋大学大学院経済学研究科講師、博士(経済学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • おせきはん さん

    温泉という資源をどのように地域で管理、活用しようとしたかを事例に基づき分析しています。観光よりも資源の確保、管理、有効活用の観点から温泉を分析した視点は、私にとっては新鮮でしたが、重要だと思いました。温泉が限りある天然資源であることに改めて気づきました。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

高柳友彦

1980年、東京都に生まれる。2009年、東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。現在、一橋大学大学院経済学研究科講師、博士(経済学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

プロフィール詳細へ

ビジネス・経済 に関連する商品情報

おすすめの商品