プロ野球「熱狂」の経営科学 ファン心理とスポーツビジネス

水野誠

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784130402774
ISBN 10 : 4130402773
フォーマット
出版社
発行年月
2016年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
237p;22

内容詳細

「どんな人が、どのようにプロ野球を愛するのか?」「「彼」はプロ野球選手になるべきか?」「常勝チームはつくれるか?」「日本のプロ野球球団経営の現状は?」

目次 : プロ野球の「熱狂」を科学する/ 第1部 価値を見きわめる:マーケティングの視点(プロ野球ファンを解き明かす―データによる「熱狂」のマーケティング・リサーチ/ 人はなぜその球団を応援するのか―「遊び」の理論から見たプロ野球球団への選好/ 選手とチームへの共感と自己適合性―ブランド・ロイヤルティ戦略)/ 第2部 ファンを獲得する:心理学の視点(阪神ファンと広島ファン―熱狂するファンの社会心理学/ 社会的営みとしての球団愛―プロ野球ファンの集団力学)/ 第3部 球団を運営する:マネジメントの視点(プロ野球選手のたどる道―統計からみる選手人生/ 常勝チームはつくれるか?―チーム・デモグラフィー・モデル/ 日本のプロ野球球団経営の現状―貸借対照表から見える変化)

【著者紹介】
水野誠 : 明治大学商学部教授。専門はマーケティング。2000年、東京大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。博士(経済学)

三浦麻子 : 関西学院大学文学部教授。専門は社会心理学。1995年、大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程中退。博士(人間科学)

稲水伸行 : 筑波大学ビジネスサイエンス系准教授。専門は、経営学・組織論。2008年、東京大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。博士(経済学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • siomin さん

    統計学や経営学など、社会科学的な視点からプロ野球を分析しようという本ですが、著者陣が広島ファンと阪神ファンがほとんどなので、その2チーム+巨人が中心になっています。巨人ファンは強いチームが好き、阪神ファンは球団を腐しつつも応援してしまう、広島ファンは応援にカタルシスを得ているとか、そりゃそうだよと思えることを、改めて紹介しているだけで終わっていて、ちょっと物足りない。広島ファンは有意に大卒以上の割合が多いそうだが、それはなぜかとかも解き明かしてほしかった。

  • schumpeter さん

    本書はプロ野球の「熱狂」をマーケティング、心理学、マネジメントの3点から分析している。12球団が損益計算書が公表していないという事実に驚きを隠せない。JリーグやヨーロッパのサッカークラブのP/Lはググれば手軽に見られるのと対照的である。

  • gusuko_midori さん

    カープファン多すぎ 特定球団のファンを育成するにはどうすればいいかわかりました

  • Kentaro さん

    ダイジェスト版からの感想 先天的ファンとは、物心がつく前に、家族や地域に順応しファンになった人々だ。後天的ファンとは、ある程度の年齢を経て、主体的に応援球団を選んだ人々である。先天的ファンが生み出される土壌では、ファン基盤は維持される。感情温度や応援行動で測られた熱狂は、巨人<阪神<広島の順に高い。そして、個々のファンの球団関連グッズの購入経験率はこの順に高くなる。また阪神・広島ファンの場合、熱狂度が高いファンほどグッズ購入の経験率がさらに高くなる。熱狂は球団マーケティングにとって、重要な目標なのである。

  • Hisashi Tokunaga さん

    東大出版会が定価5千円もする本書を出版したことが驚き。読みながら自問自答すること請け合いの論文集だね。「熱狂」を科学することは、冷めた行為なのだという事を噛み締めた。例えば12球団のシャツを着て、同じ条件で困った人を見た筆者「カープファン」は、誤りなく「カープ」のシャツを着ている人を助けるか?広島カープファンが阪神タイガースを見る目線は有力選手をサラッたタイガースめ!なのか?神宮や横浜球場のカープ戦入場者が増えたのは単にチケットが買いやすかったからじゃないの?カープ女子誕生は何故?社会学は楽しいね。

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