園田茂人

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日中関係史　1972‐2012 4 民間

園田茂人

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基本情報

ジャンル
：
哲学・歴史・宗教
ISBN/カタログNo
：
ISBN 13 : 9784130230674
ISBN 10 : 4130230670
フォーマット
：
本
出版社
：
東京大学出版会
発行年月
：
2014年03月
発売国
：
日本
追加情報
:
２６０ｐ；22

内容詳細

井戸を掘った世代の貴重な証言を手がかりに、尖閣問題、歴史認識、防空識別圏…揺れる日中関係をときほぐし、インターネット、アニメ、観光、国際結婚など身近な視点から、日中関係を見つめなおし、４０年を総括する。

目次 : １　対立と摩擦を超えて/ ２　井戸掘り人世代から見た「二〇一二年問題」（政治家はナショナリズムをコントロールすべきだ/ 四〇年前の日中友好報道は大誤報だった/ 日本の劣化が関係の悪化をもたらした/ 民が官を促す時代が来た/ それでも交流は続けるべきだ）/ ３　「民」が生み出す新たな日中関係（「非接触型対抗」の誕生―尖閣問題は、いつ・どのように問題化したか/ 大衆文化がつなぐ日本と中国―ファンダムの誕生は何を意味しているか/ 国際観光新時代―旅行者が紡ぐ新たな日中関係/ 見合い結婚から恋愛結婚へ―日中国際結婚が示唆する現実/ 国家関係から市民関係へ―「市民的世界」の拡大と日中連携の可能性）/ ４　日中関係四〇年を俯瞰する（新たな日中関係にむけて）

【著者紹介】
園田茂人 : 東京大学大学院情報学環・東洋文化研究所教授。１９６１年生まれ。東京大学大学院社会学研究科博士課程中退。２００９年より現職（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

（「BOOK」データベースより）

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  • 壱萬弐仟縁 さん

    読了日：2014/09/20

    8人の執筆者のうち5人が外国人研究者。そうした視点で読めるのはこの問題では重要であろう。田畑光永氏の話では、日本は財政難で国民負担増で国民は機嫌を損ねる。また、中国も独裁政権指導者が代替わりし、政権正統性 が問われ、国民の政権への不満が高まっている（48頁）。両国民の機嫌はよくないので、今後が誠に不安。謙虚さを失った日本の政府と政治（59頁〜）。危険である。

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東京大学東洋文化研究所教授。北京外国語大学北京日本学研究センター日本側主任教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

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