ドイツと東アジア一八九〇‐一九四五

田嶋信雄

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784130210836
ISBN 10 : 4130210831
フォーマット
出版社
発行年月
2017年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
720p;22

内容詳細

目次 : 総説(ドイツの外交政策と東アジア・一八九〇‐一九四五―重畳する二国間関係/ ドイツの通商政策と東アジア・一八九〇‐一九四五―崩壊・再建・変容)/ 1 「文明化の使命」とその帰結・一八九〇‐一九一四(清独通商条約改正交渉―規制緩和要求と主権確保の衝突/ ドイツ土地改革者同盟と膠州領土地令―シュラーマイアーと孫文の民生主義/ ドイツ領サモアにおける「人種」と社会層―混合婚をめぐる議論を起点として/ 植民地朝鮮におけるドイツのキリスト教宣教団―文明・共同体・政治)/ 2 東アジアへの固執・一九一四‐一九三一(第一次世界大戦と「独探馬賊」―ドイツのユーラシア「革命促進」戦略と満洲/ 北京関税特別会議とドイツの通商政策―東アジア外交におけるアメリカへの追随/ 一九二〇年代における中国市場調査―市場の再獲得をめざして)/ 3 危機のなかの模索 一九三一‐一九四五(戦間期日本の「西進」政策と日独防共協定―ユーラシア諜報・謀略協力の展開と挫折/ ドイツのファシズム政権と中国―協力関係から断絶へ/ IGファルベンの中国戦略―戦争準備と人造石油/ 第二次世界大戦期の「満」独通商関係―満洲大豆から阿片へ/ ドイツ東洋文化研究協会(OAG)の東アジア研究―学術的関心の持続)

【著者紹介】
田嶋信雄 : 成城大学法学部教授(国際政治史、比較政治学)。1953年東京都生まれ。北海道大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得退学。博士(法学、北海道大学)。北海道大学法学部助手、成城大学法学部専任講師、同助教授を経て1996年より現職

工藤章 : 東京大学名誉教授(ドイツ経済史・企業史、国際関係企業史)。1946年東京都生まれ。東京大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。信州大学経済学部助教授、東京大学教養学部助教授、東京大学社会科学研究所教授などを経て2010年退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • BLACK無糖好き さん

    冒頭の長い目次を読んだだけで、本書がただならぬ作品であろう事は予測がついた。「ドイツ=東アジア関係史」という斬新な視角から、東アジアの近現代史に新たな見方を提示している。興味を引く論文が多々あるが、中でも第一次世界大戦と「独探馬賊」に関する章では、1915年当時、ドイツの満洲における日露への謀略としての東清鉄道破壊工作を取り上げ、中国人馬賊等からなる「鞏衛団組織」の活動を解明している。実際にはドイツは大量の資金を無駄にしただけで終わるが、背景にドイツのユーラシア「革命促進」戦略が存在する。TBC

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