共生のプラクシス 国家と宗教

中島隆博

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784130101554
ISBN 10 : 4130101552
フォーマット
出版社
発行年月
2022年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
372p;22

内容詳細

国家と宗教という二つの共同性を超えて、いかなる共生の思想を切り開くか。古今東西の議論を検討することで、他者という概念を再定義し、共同性の脱構築を試みる。中国哲学と西洋哲学から紡ぎだす思考の挑戦(第25回和辻哲郎文化賞受賞作)。

目次 : 第1部 原初的な共同性をめぐる思考(小人がもし〓居しなければ―朱熹の思想/ 小人たちの公共空間―明代の思想/ 他者たちを再び結びつける地平―ジャック・デリダの思考)/ 第2部 他者を再定義する仏教のラディカリズム(魂を異にするものへの態度―明末の仏教とキリスト教/ 強死せし者と死体の方へ―六朝期の仏教と儒教/ 死者を遇する〈倫理〉―仏教と生命倫理/ 他のものになることの倫理―ジル・ドゥルーズと中国)/ 第3部 共生の思想としての儒教の方位(儒教の近代化の行方―中国の新儒家/ 国家のレジティマシーと儒教―現代中国の儒教復興/ 「批判儒教」のために―近代中国・日本における儒教復興)/ 第4部 市民に息づく宗教性(儒教、近代、市民的スピリチュアリティ/ 世紀の交の霊魂論―中江兆民、井上円了、南方熊楠/ ポスト世俗化の時代における市民社会)

【著者紹介】
中島隆博 : 1964年高知に生まれる。1991年東京大学大学院人文科学研究科中国哲学専攻博士課程中途退学。現在、東京大学東洋文化研究所教授。中国哲学、世界哲学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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