ビロウな話で恐縮です日記 新潮文庫

三浦しをん

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784101167640
ISBN 10 : 4101167648
フォーマット
出版社
発行年月
2018年05月
日本
追加情報
:
400p;16

内容詳細

日記。それは自意識との戦いであり、記録に対する人間の執念であり、己の欲望の表明である―。弟に罵られ、母とケンカ、父の独り言を聞き流し、祖母とテレビ談議に花を咲かす。オタク仲間と萌え果たし、海賊になった夢を見る。山積みの仕事は捗らずとも、山盛りの趣味は無限に順調だ。妄想力の申し子にかかれば日常が一大スペクタクルへ!豪華脚注と最新日記も収録した爆笑エッセイ誕生。

目次 : まえがき 日記、それは自意識との戦い。/ 1章 坊さんも三日で飽きる/ 2章 弘法大師さえ筆を折る/ 3章 河童は川遊びに興じる/ 4章 門前で小僧が昼寝する/ あとがき 日記、それは記録に対する人間の執念。/ 文庫版あとがき 日記、それは欲望の表明。

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 馨 さん

    しをんさんの日記エッセイ。楽しく読みました。考え方や口調、暮らしぶりが親近感が勝手にわきます。しかし真面目な話をする際は評論家のように硬い文章になるし、とてもどうでも良い事柄を真面目に語る時も教科書に出てくる文章のような美しい日本語で書かれたりして頭が良い方だと思います。日記ってこんなに思いのままに記して良いのだと改めて思いました。タクシーの話と祖母との生活の話が印象的。普段の火宅での生活も好きです。

  • 風眠 さん

    作家さんのエッセイを読むと、その人となりや考え方が分かる。さらに面白いというキャラが加わると、ぐっと身近に感じて好きになってしまったりするけれど、はたして三浦しをんもそうであった。白しをん、黒しをん、といった小説も好きだけど、エッセイのしをんさんは、大大大好き!もう好きになる要素しかない。人生経験豊富なタクシードライバーさん達の話や、クールだけどなんか可愛い祖母(90歳)が語る言葉の数々、やりとりのあれこれ。これだけでもう、本が一冊書けてしまいそう。日記なので見栄をはっているけど、実は腐女子なとこも好き。

  • いつでも母さん さん

    単行本で読んでから10年!遂に文庫です。(10年は長い・・)文庫版あとがきも笑える。しをんさん、小説とエッセイのギャップがありすぎでしょ!だが、いいんだ!しをんさんなのだから。この文庫本も私の小さな本棚に並ぶのだ。そこは燦然と輝くのだ。そこは私の秘密の花園なのだ(笑)もっとエッセイ出してほしいなぁ。欲してる読者は多いはず。

  • 射手座の天使あきちゃん さん

    次のヒントから或る女性作家を答えなさい メタ坊(メタボリック)、タクシー運転手、編集者あだ名付け、シモネタ・うんこネタ、風呂嫌い、BL好き・マンガ命、… 「三浦しをん」さん 「ピンポン・ピンポン❕」 今回も笑わせて頂きました。脚注も「いいね❕」 (^_^)V 「ビロウ」にちなんで、赤裸々生活「披露」に及び「尾籠」な話に「疲労」困憊、たまには「広尾」に「枇榔」を植えてハイソな暮らしがしてみたい♪ あっ、その前にお風呂入りましょう❕(笑)

  • のぶ さん

    約10年を経ての文庫化という事で、本書の日記はそれだけ前の毎日であるわけだが、失礼ながら本当にビロウな内容が多く、とても面白かった。通勤の電車の中で何度も笑った。しをんさんのこの生活は天然なのか?人にとても公開できない事を素直に曝しているのは非常に立派な事だ。誰にでもわかる固有名詞を伏せ字にしてみたり、これは受け狙いなのだろうか?この辺も面白かった。作中にいくつもの「こんな夢を見た」と言うのが登場するがこれも妄想が詰まっていて興味津々。10年を経て現在のビロウな日記を読んでみたいと思った。

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