我が家のヒミツ 集英社文庫

奥田英朗

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784087457490
ISBN 10 : 4087457494
フォーマット
出版社
発行年月
2018年06月
日本
追加情報
:
296p;16

内容詳細

結婚して数年。自分たちには子どもができないようだと気づいた歯科受付の敦美。ある日、勤務先に憧れの人が来院し…(「虫歯とピアニスト」)。ずっと競い合っていた同期のライバル。53歳で彼との昇進レースに敗れ、人生を見つめ直し…(「正雄の秋」)。16歳の誕生日を機に、アンナは実の父親に会いに行くが…(「アンナの十二月」)。など、全6編を収録。読後に心が晴れわたる家族小説。

【著者紹介】
奥田英朗 : 1959年岐阜県生まれ。雑誌編集者、プランナー、コピーライターを経て97年『ウランバーナの森』で作家デビュー。2002年『邪魔』で第4回大藪春彦賞、04年『空中ブランコ』で第131回直木賞、07年『家日和』で第20回柴田錬三郎賞、09年『オリンピックの身代金』で第43回吉川英治文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • しんごろ さん

    この家シリーズ、今作で3作目になりますが、一番好きかもです。どれも楽しく温かくなれますね。各短編、読んだ後は必ず口元がゆるんでニヤッとしちゃい、心がおおらかになれますね。心も体も何もかも疲れた時、この本を再読して、少しでも元気をわけてもらおうかな。間違いなく元気をくれると信じたい。

  • 馨 さん

    家族がテーマの短編集。一見会話もない家族だけど一致団結したり、家族の死でその人の存在の大きさを実感できたり、夫婦、親子、兄弟色んな立場の家族の話を読んで、私も自分の家族との会話や一緒に過ごす時間が永遠ではないことを心に留めて、大切にしたいと思いました。まずは親孝行したいです。

  • ゆのん さん

    『家シリーズ』3作目。『虫歯とピアニスト』『手紙に乗せて』がとても良かった。最後の『妻と選挙』は3作通して同じ家族、大塚家の物語。一番楽しみにしていた。夫が妻にとても優しく、双子の息子達も素晴らしく母親に優しい。涙もろい夫にジーンとしてしまう。仲が良く、思いやりのあるこの家族のこの先を更に読めると良いなと思う。

  • Aya Murakami さん

    ナツイチ2018対象本 家族内のヒミツ…というより日常の一コマストーリーというような短篇集。 旬を過ぎた作家さんとその奥さんの選挙活動(と家族関係の再生)を描いた妻と選挙がじわっと心温まった話でした。普通のダンナだったらみじめな自分差し置いて妻が活躍の舞台に出ようとしたら全力で邪魔しますよね。そこを我慢して家族のサポート応援に回ってこそ真の絆が生まれてくるのですね。夫婦だけでなく親子関係も温かな兆しが見えたようなラストでした。

  • AICHAN さん

    図書館本。短編集。クラシックピアノ奏者のファンである主婦の一家、出世競争に敗れた亭主の一家…。「ヒミツ」というほどではないが、それぞれの家庭における内緒的な話を紡いでいる。大きな事件が起こるとかいった盛り上がりはないが、どの短編も読者の共感を呼ぶ内容になっていて、うまく作ったなあと感心する物語になっている。

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奥田英朗

1959年岐阜県生まれ。プランナー、コピーライター、構成作家を経て、’97年『ウランバーナの森』でデビュー。2002年『邪魔』で第4回大藪春彦賞を受賞。’04年『空中ブランコ』で第131回直木賞を受賞。’07年『家日和』で第20回柴田錬三郎賞を受賞。’09年『オリンピックの身代金』で第43回吉川英治

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