逢魔が時に会いましょう 集英社文庫

荻原浩

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784087457223
ISBN 10 : 4087457222
フォーマット
出版社
発行年月
2018年04月
日本
追加情報
:
256p;16

内容詳細

大学4年生の高橋真矢は、映画研究会在籍の実力を買われ、アルバイトで民俗学者・布目准教授の助手となった。布目の現地調査に同行して遠野へ。“座敷わらし”を撮影するため、子どもが8人いる家庭を訪問。スイカを食べる子どもを数えると、ひとり多い!?座敷わらし、河童、天狗と日本人の心に棲むあやしいものの正体を求めての珍道中。笑いと涙のなかに郷愁を誘うもののけ物語。オリジナル文庫。

【著者紹介】
荻原浩 : 1956年埼玉県生まれ。成城大学卒業後、コピーライターを経て、97年『オロロ畑でつかまえて』で第10回小説すばる新人賞受賞。2005年『明日の記憶』で第18回山本周五郎賞受賞、14年『二千七百の夏と冬』で第5回山田風太郎賞受賞。16年『海の見える理髪店』で第155回直木賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • starbro さん

    荻原浩は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。荻原浩版『遠野物語』、連作短編集でした。京極夏彦が描く『遠野物語』と違って、ほのぼのとした雰囲気です。オススメは一番『遠野物語』っぽい『座敷わらしの右手』です。

  • 馨 さん

    妖怪探しに日本中を旅する布目先生と真矢くんコンビが最初は凸凹コンビだったのにだんだんと布目先生の純粋さに真矢くんが疑いをなくしていき、名コンビになっていくところが良かったです。座敷わらしの話が良かったかな。河童もなかなか良かったです。日本に昔から伝わる妖怪の伝説を小説にするのはなかなか斬新だと思いました。ドラマ化出来そうなストーリーでした。

  • しんたろー さん

    私がイメージする「荻原さんらしい作品」…女子大生・真矢と准教授・布目が、日本古来の妖怪を探って旅するファンタジーは、会話のリズムや散りばめられたユーモアが楽しい。また、蘊蓄やトリビアもあって「へ〜ぇ」と呟きつつ、座敷わらし&河童の哀しい仮説にシミジミした。真矢の恋心へ変化する過程が、やや強引に感じたのが玉に瑕だが、二人の今後や他の妖怪に関する考察も読んでみたい。『金魚姫』もそうだったが、荻原さんのファンタジーは心地好い余韻を残してくれるので、未読の『愛しの座敷わらし』を読みつつ、続編を期待したい(^^♪

  • いつでも母さん さん

    連作短編3作。18年前の「座敷わらしの右手」は記憶にないので今回一気に楽しく読んだ。座敷わらしに河童に天狗・・なんか楽しい。真矢クンと布目准教授はナイスなコンビだ。私はどれも出会ったことなど無いけれど、この二人と一緒なら出会えそうな気がする。いや、出会いたい!でも、次はトロール?北欧か・・

  • 雅 さん

    優しい気持ちになれる素敵な作品。

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荻原浩

1956年埼玉県生まれ。成城大学卒業後、コピーライターを経て、97年『オロロ畑でつかまえて』で第10回小説すばる新人賞受賞。2005年『明日の記憶』で第18回山本周五郎賞受賞、14年『二千七百の夏と冬』で第5回山田風太郎賞受賞。16年『海の見える理髪店』で第155回直木賞受賞(本データはこの書籍が刊

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