一神教と帝国 集英社新書

内田樹

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784087212914
ISBN 10 : 4087212912
フォーマット
出版社
発行年月
2023年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
256p;18

内容詳細

第一次世界大戦後、西欧列強が「国民国家」を前提とし中東に引いた国境線。それが今なお凄惨な戦争の原因になっている。そのシステムの限界は明白だ。トルコ共和国建国から一〇〇年。それはオスマン帝国崩壊一〇〇年を意味する。以来、世俗主義を国是とし、EU入りをめざしたトルコ。だが、エルドアン政権のもと、穏健なイスラーム主義へと回帰し、近隣国の紛争・難民など国境を超える難局に対処してきた。ウクライナ戦争での仲介外交、金融制裁で経済危機に直面しても折れない、したたかな「帝国再生」から日本が学ぶべきこととは?政治、宗教からサブカルチャーまで。ひろびろとした今後の日本の道筋を構想する。

目次 : プロローグ 「帝国」をめぐる、新しい物語を探して(内田樹)/ 第1章 現代トルコの戦国時代的智慧に学ぶ/ 第2章 国民国家を超えたオスマン的文化戦略を考える/ 第3章 東洋に通じるスーフィズムの精神的土壌/ 第4章 多極化する世界でイスラームを見つめ直す/ 第5章 イスラームのリーダーとしてトルコがめざすもの/ 第6章 日本再生のために今からできること/ エピローグ1 トルコに学ぶ新しい帝国日本の転生(中田考)/ エピローグ2 明日もアニメの話がしたい(山本直輝)

【著者紹介】
内田樹 : 1950年東京都生まれ。思想家・武道家。神戸女学院大学名誉教授

中田考 : 1960年岡山県生まれ。イスラーム学者。イブン・ハルドゥーン大学客員教授

山本直輝 : 1989年岡山県生まれ。トルコ国立マルマラ大学大学院トルコ学研究科助教(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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内田樹

1950年生まれ。思想家、武道家、神戸女学院大学名誉教授、凱風館館長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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