変われ!東京 自由で、ゆるくて、閉じない都市 集英社新書

隈研吾 (建築家)

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784087211283
ISBN 10 : 4087211282
フォーマット
出版社
発行年月
2020年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
256p;18

内容詳細

コロナ後の都市のテーマは「衛生」ではなく「自由」である(「はじめに」より)

オリンピック・パラリンピックの祝祭モードから一転、自粛ムードに覆い尽くされた東京。
しかし、このピンチは、東京が変わるきっかけになるかもしれない。
キーワードは、「大きなハコ」から「小さな場所」へ。
国立競技場や高輪ゲートウェイ駅など、東京の最前線で幾多の「大きな」建築を手掛ける一方で、シェアハウス、トレーラーの移動店舗、木造バラックの再生など「小さな」プロジェクトに積極的に取り組んできた隈研吾が、未知の時代を生きる都市生活者の生き方、暮らし方に、新しい方向を指し示す。
既刊『新・都市論TOKYO』『新・ムラ論TOKYO』に続く対話篇シリーズの集大成!

【目次】
はじめに 隈研吾
第1章 なぜ東京は世界中心都市のチャンスを逃したか
第2章 シェア矢来町──私有というワナ
第3章 神楽坂「TRAILER」──流動する建築
第4章 吉祥寺「てっちゃん」──木造バラックの魅惑
第5章 池袋━━「ちょっとダサい」が最先端
終章  ずっと東京が好きだった
おわりに 清野由美

【著者プロフィール】
隈 研吾(くま けんご)
1954年生まれ。建築家。東京大学特別教授。
『ひとの住処』『建築家、走る』『点・線・面』など著書多数。
清野由美との共著に『新・都市論TOKYO』『新・ムラ論TOKYO』(集英社新書)。

清野由美(きよの ゆみ)
1960年生まれ。ジャーナリスト。
慶應義塾大学大学院SDM(システムデザイン・マネジメント)研究科修士課程修了。英ケンブリッジ大学客員研究員。
著書に『住む場所を選べば、生き方が変わる』など。

【著者紹介】
隈研吾 : 1954年生まれ。建築家。東京大学特別教授

清野由美 : 1960年生まれ。ジャーナリスト。慶應義塾大学大学院SDM(システムデザイン・マネジメント)研究科修士課程修了。英ケンブリッジ大学客員研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • さきん さん

    高層ビル乱立系の開発はもうやめにしたい。人間の生活に立脚していないので、武蔵小杉の下水逆流など問題を起こす。もっと木を身近にという隈研吾氏の試みは応援したい。大型建築で木を活用する著者の手法は、都会の人の環境を良くし、地方の経済を潤すことになると思う。昔の建築家のお金がかかる、わがままという印象は打破したいという著者の気持ちが伝わってきた。

  • テイネハイランド さん

    図書館本。今年読んだ隈さんの著書「10宅論」がとても面白かったので、最近出たこの本も借りてみました。隈さんと清野さんの対談本はこれまでに二冊出ていて、これは三冊目です。業界に忖度することなく放言上等の隈さんもそうですが、清野さんが隈さんに遠慮することなく、自分の意見をしっかり述べているので、馴れ合い感がないのがいいですね。途中で村上春樹氏が流れ弾を浴びていたのは笑いましたが。実際の建築を見ていないので読んでいるほうとしては情報が上滑りする箇所もありますが、随所に面白いと思う指摘があって、楽しく読めました。

  • keepfine さん

    80年代に東京はその財力を駆使してNYから中心的な世界都市の座を奪うチャンスがあったのに、デベロッパーはNYのロックフェラーセンターを買っていた。新規事業を開拓せず既成の権威を高い値段で買ってそれでバブル崩壊後、ロックフェラーセンター内の大半のビルを手放す有様。既存の産業や不動産から生じる超過利得だけ狙って失敗した。土地の私有=持ち家願望は労働者を企業に縛り付けるのに好都合だった。東京の場合は土地価格があまりにも高いので、持ち家願望はマンションの専有面積の私有に置き換わり、幻想の対象がさらに細分化された。

  • okimam1 さん

    インタビュアーというか対談相手の清野由美さんの返しが抜群に良くて他の本も読みたくなっちゃった!

  • Kazuo Ebihara さん

    建築家隈研吾と、ジャーナリスト清野由美の共著第3弾。 変わりゆく建築論、 変わりゆく隈研吾、 変わりゆく東京。 これまで語られて来なかった隈さんの大きな失敗や 小さな建築についても語られています。 ダイナミックに姿を変えつつある 池袋、渋谷、日本橋界隈の再開発から目が離せません。

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