世界が変わる「視点」の見つけ方 未踏領域のデザイン戦略 集英社新書

佐藤可士和

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784087210743
ISBN 10 : 408721074X
フォーマット
出版社
発行年月
2019年04月
日本
追加情報
:
187p;18

内容詳細

“目からウロコ”の大人気授業、待望の書籍化!

ユニクロ、楽天、セブン‐イレブン等の企業、
今治タオルなどの物産品、幼稚園や大学などの社会施設……
様々な領域でブランド戦略を手掛ける佐藤可士和が、
2012年から慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)で
行っている画期的な授業「未踏領域のデザイン戦略」を書籍化。
一見、デザインとは無縁な「健康」「平和」「防災」「幸福」など
抽象的なテーマに、どのようにデザイン的思考が反映されるのか? 
全ての人が活用できる「デザインの力」とは?

「未踏領域」で学生たちが取り組む「デザイン」とは、
つまるところ「新しい視点の発見」にほかなりません。
それは万人に開かれた技術です。
(「おわりに」より)

浅い理解の時は、「こういう技術があるよ」ということがデザインだと思っていました。
しかし、そうではなく、「こういうことを考えたら面白いよ」というアプローチがデザインなのだ、と今回の受講でわかった気がします。
(第2章「学生たちの感想」より)

【目次より】
・「コミュニケーション」をデザインするとは?
・「デザイン」はよりよい日常へのツール
・大学の授業という「未踏領域」のデザイン
・ダメ出しはする、アイデアはいわない
・学生たちのプレゼン実例「防災」「オリンピック・パラリンピック」「キャンパスビルド」「強靭健康社会」「本当の平和」「無二の私の幸福」
・まず「自分事化」してみよう
・「右脳」と「左脳」のキャッチボール
・「もがき」はスキル向上の踏み台
・リーダーシップとフォロワーシップ
・パカーンと光が当たってコンセプトを発見する
・デザインとは「ビジョン」を設計すること
・「課題」→「コンセプト」→「ソリューション」
・「勘」と「感」を研ぎ澄ます
・「個人の感覚」を制御するな、むしろそこを掘れ
・経験値を高めて、多様な「視点」を獲得する

【著者プロフィール】
佐藤 可士和(さとう かしわ)
1965年生まれ。クリエイティブディレクター。
慶應義塾大学環境情報学部特別招聘教授、多摩美術大学客員教授。
2016年度文化庁文化交流使。
多摩美術大学グラフィックデザイン科卒業後、博報堂を経て、2000年に「SAMURAI」設立。
ユニクロ、楽天グループ、今治タオルなどのブランド戦略、国立新美術館のシンボルマークデザイン、
「ふじようちえん」「カップヌードルミュージアム」のトータルプロデュースなどを手がける。
『佐藤可士和の超整理術』など著書多数。


【著者紹介】
佐藤可士和 : 1965年生まれ。クリエイティブディレクター。慶應義塾大学環境情報学部特別招聘教授、多摩美術大学客員教授。2016年度文化庁文化交流使。多摩美術大学グラフィックデザイン科卒業後、博報堂を経て、2000年に「SAMURAI」設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • breguet4194q さん

    この一冊に限らず、著者の論理的思考性に驚かされます。俗に言う「デザイナー」とは、アイデアや閃きといった発想力ばかりがフォーカスされてしまいますが、著者の観点は全く逆。どこまでもロジカルな物を生み出してます。その過程は、課題→コンセプト→ソリューションの流れの中で「あるのに見えなかったものが、コミュニケーションを重ねることによって光が当たり、目の前にその光景が現れる」という。問題を解決さる方法としては、一見当たり前に感じるが、その当たり前をブレる事なくできるのが、著者の凄さだと思いました。読んでよかった。

  • MIKI(magicrose) さん

    「コミュニケーションのデザイン」を専門とする佐藤可士和さんが、2012年からKFCで行なっている「未踏領域のデザイン戦略」というタイトルの授業。ビジネス社会とは異なる「大学」という場で、「平和」「幸福」といった抽象性の高い難しいテーマを設定し、学生たちと共に未踏の領域に踏み込み、デザインの未来を考えていくという、これまでにない刺激的な授業の様子を紹介してくれる本です。今時の「働き方改革」とは逆行するかのような、時間を忘れて作業に集中し最後までやり切る「クリエイションの本質」に触れる経験。オススメです!

  • キャラメルベイベー@道北民 さん

    学生たちの作ったプレゼンの実例なんかが、よくわかってよかった。すっとよめた。他の本にも手をつけてみようかしら。

  • 復活!! あくびちゃん! さん

    うーん。書いてあることはとても興味深いし、「未踏領域のデザイン戦略」の講義自体も受けてみたいと思うぐらい面白そうなのだが、タイトルの『世界が変わる「視点」の見つけ方』について書いてあるのは、第三章のみというのが×だと思う。読み始めからずっとその点に違和感があるという不思議な本なのだが、これは編集者あるいは出版社の問題なのだろう。おしい!!と思った一冊でした。

  • SHOGO THE SB さん

    統合型のトータルソリューション テーマが大きければ大きいほど、自分の日常に視点を近づけて考える ITの時代になって、ますます、ものごと全般に数値化が求められる一方で、単に数値化をしているだけでは、役に立たない これからは、もやもやっとわからない中から、何か光をつかんでいくような人材が必要 デザインは、そのビジョンを人が感じられるものに変換するプロセスそのもの、あるべき姿に向かい、問題を解決していく行為全体のこと 課題→コンセプト→ソリューション

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佐藤可士和

クリエイティブディレクター。博報堂を経て「SAMURAI」設立。主な仕事に国立新美術館のシンボルマークデザイン、ユニクロ、楽天グループのブランドクリエイティブディレクション、「カップヌードルミュージアム」「ふじようちえん」のトータルプロデュースなど。近年は武田グローバル本社、日清食品関西新工場など大

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