ルポ 漂流する民主主義 集英社新書

真鍋弘樹

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784087210460
ISBN 10 : 4087210464
フォーマット
出版社
発行年月
2018年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
222p;18

内容詳細

中間層の没落、ポピュリズムの台頭、危機に瀕した民主主義・・・・・・。朝日新聞前ニューヨーク支局長が世界で同時多発的に起きる「有権者の乱」を描き切った、国際政治への提言にして渾身のルポルタージュ。

【著者紹介】
真鍋弘樹 : 1965年生まれ。朝日新聞編集委員。前ニューヨーク支局長。一橋大学社会学部卒業後、同紙に入社。東京本社社会部、那覇支局、ニューヨーク支局等で報道に携わった後、論説委員、社会部次長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 佐島楓 さん

    世界中がトランプ現象に代表される他者排斥・自国第一主義に呑み込まれている。各国の問題に対する共通項がわかりやすく書かれており、概観するには良い本だと思う。日本も決して例外ではない。この問題に関してはネットの影響が大きいため、その視点で考え続けていきたい。

  • ゆう。 さん

    トランプ大統領や安倍首相の登場など、ポピュリズムの台頭の意味するものは何なのか、それは民主主義の危機なのかを丁寧にルポされている。分断の背景にある矛盾は、民主主義を進化させる可能性もある。そうした微かな希望も見出せる一冊だった。

  • skunk_c さん

    思えばインターナショナルな選挙なんて、欧州議会くらいしかないんじゃなかろうか。本書の最後に登場するベネディクト・アンダーソンの「ナショナリズム」の捉え方にはっとした。そもそも民主主義を象徴する選挙は、実に国家あるいは地域的なものであり、グローバリズムと相性が悪いのではないかと。ならば、ナオミ・クラインが指摘していたような対立軸が現れるのかも。トランプやブレグジットに見える「ポピュリズム」を再配置すると、実はそのあたりに争点があるのかな。そして日本の場合はグローバリズムに寄り添うポピュリズムという異端児か。

  • 樋口佳之 さん

    ポデモスの出自について読めたのは収穫。/スペインには社会主義ポピュリズムが生まれる余地がある」と彼らは事前に分析しており、実験室の中で生まれた政党とも言われています。演説の言葉遣い、代表の服装に至るまで、一つ一つを計算し尽くしている。

  • hk さん

    総論としては要領を得ないが各論としては示唆のある一冊だ。なぜ総論として要領を得ないかとえば、「民主主義」という日本固有の定義不能な概念を用いているためである。著者が民主主義という文言を用いて伝えたいのは、果たして「民主政体」なのであろうか?或いは「リベラリズム」なのであろうか?はたまた「リベラル・デモクラシー」のことをいっているのか?その時その時で民主主義の定義がグラグラと揺れている。いわゆるご都合主義である。だから総論としては要領を得ないのだ。だが各論においては、なるほどと唸らされる論理展開が散見される

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