基本情報
内容詳細
価値観の揺らぐ時代にこそ読むべき、178の名言!
「太平洋戦争敗戦。焦土と化した日本で、人々は食うものも着るものもなく、まして未来を描くこともできず、世界から難破したような状態だった。いかに生きるか。いかに食うか。そんな切羽つまっている時、『堕ちよ!』と人々に向けて声を発した男がいたのだ」
(「はじめに」より)
作家・坂口安吾は、敗戦後の1947年に発表した『堕落論』で、一躍、時代の寵児となる。
その「言葉の力」が、価値観が一変した世の中で戸惑う人々に勇気と活力を与えたのだ。
いま、時代は新たな価値観の転換期を迎えている。
そんな時代に、あらためて、乱世のコピーライター・坂口安吾の「言葉の力」が甦る。
本書は、膨大な安吾の著作から178のフレーズを抜粋。
「言葉の力」が「生きる力」を与えてくれる!
【目次より】
・人生はつくるものだ。必然の姿などというものはない
・個人の自由がなければ、人生はゼロに等しい
・人は必ず死なねばならぬ。これのみが力の唯一の源泉である
・人間は、国家繁栄のためにギセイになってはならぬ
・素朴や静寂に徹するよりも、むしろ俗悪に徹することだ
・家の制度があるために、人間は非常にバカになる
・夫婦は愛し合うとともに憎み合うのが当然である
・小説の精神は常に現世に反逆的なものである
・人間は何をやりだすか分らんから、文学がある
・日本精神を意識することは危険である
・恋なしに、人生は成りたたぬ。所詮人生がバカげたものなのだから
【著者紹介】
藤沢周 : 1959年、新潟県新潟市生まれ。作家。93年、『ゾーンを左に曲がれ』で作家デビュー。98年、『ブエノスアイレス午前零時』で第一一九回芥川賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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厩戸皇子そっくりおじさん・寺 さん
読了日:2019/11/18
踊る猫 さん
読了日:2017/10/13
抹茶モナカ さん
読了日:2016/12/18
ken さん
読了日:2017/01/31
いのふみ さん
読了日:2018/09/27
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人物・団体紹介
藤沢周
1959年、新潟県生まれ。法政大学文学部卒業。93年「ゾーンを左に曲がれ」(『死亡遊戯』と改題)でデビュー。98年『ブエノスアイレス午前零時』で第一一九回芥川賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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