アルツハイマー病は治せる、予防できる 集英社新書

西道隆臣

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784087208504
ISBN 10 : 4087208508
フォーマット
出版社
発行年月
2016年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
231p;18

内容詳細

2025年、アルツハイマー病は治せる病気になる! 驚きの研究最前線!

現在、日本の認知症高齢者の数は約462万人と推計されており、
2025年には700万人を超えるという。
その認知症のうち60〜70%を占めるとされるのが「アルツハイマー病」。
この病気の発見から約100年経ったが、いまだ根本的な治療薬がない深刻な疾病である。

しかし近年、根本治療に繫がる研究成果が相次いで発表されている。
中でも、アルツハイマー病の原因物質であるアミロイドβを分解する酵素「ネプリライシン」を発見、
同病の治療・予防に大きく道を開いた理化学研究所の研究は画期的である。

同研究のリーダーである医師が、アルツハイマー病の最新の研究成果を明らかにする。

利根川進氏(ノーベル生理学・医学賞受賞者、理化学研究所脳科学総合研究センター長)推薦。


第1章 認知症とは何か

第2章 アルツハイマー病の症状と治療薬

第3章 アルツハイマー病の病変に迫る

第4章 アルツハイマー病の遺伝子

第5章 アルツハイマー病治療法開発の道のり

第6章 アルツハイマー病は治せる、予防できる

第7章 アルツハイマー病克服へ向け、今できること、必要なこと


西道隆臣(さいどう たかおみ)
1959年宮崎県生まれ。理化学研究所脳科学総合研究センター・神経蛋白制御研究チーム・シニアチームリーダー。
筑波大学生物学類卒業後、東京大学大学院薬学系研究科修了(薬学博士)。東京都臨床医学総合研究所・
遺伝情報研究部門主事を経て、1997年より現職。2014年(株)理研バイオを設立、代表取締役を兼ねる。
日本認知症学会理事。

【著者紹介】
西道隆臣 : 1959年宮崎県生まれ。理化学研究所脳科学総合研究センター・神経蛋白制御研究チーム・シニアチームリーダー。筑波大学生物学類卒業後、東京大学大学院薬学系研究科修了(薬学博士)。東京都臨床医学総合研究所・遺伝情報研究部門主事を経て、1997年より現職。2014年(株)理研バイオを設立、代表取締役を兼ねる。日本認知症学会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • gonta19 さん

    2016/9/17 メトロ書店御影クラッセ店にて購入。 2016/10/11〜10/14 棋界の第一人者、西道隆臣先生による、アルツハイマー病全般の解説とご自身の研究の紹介。さすがに、わかりやすく、現状の分析と未来への期待がまとめられている。今、ご研究されている分解酵素系の薬剤ができれば、一気に解決に向かうが、果たして...期待しています。

  • fseigojp さん

    利根川進推薦と聞いて購入 前半の疾患概念が実に分かりやすく書かれた良書 後半は最新の研究事情なのでついていくの大変だった

  • 文章で飯を食う さん

    これができたら、すごい話だ。世の中が変わるね。 アミロイドβの蓄積が認知症の原因だと分かった時、多くの研究者達が蓄積を減らそうと考えた。筆者たちのグループは分解を促進しようと考えた。動物実験ではすでに成功していると言う。遺伝子治療はちょっと気になるが認知症よりはマシだ。 飲み薬ができれば一番良いのだが。 進展が楽しみだ。

  • 杜子春 さん

    記録

  • でんか さん

    アルツハイマー病の第一人者である著者のてによる最新情報。なんとなく、ぼんやりと創薬の方向性は定まりつつありのかなあ、という感じ。そうはいっても臨床ベースに乗ってくるのはまだまだ先であろうから、本書の巻末に載っている予防のために、を実践して、薬の登場を首を長くして待つことにしよう。ならずに済めば一番いいのだがね。

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