F1ビジネス戦記 ホンダ「最強」時代の真実 集英社新書

野口義修 (Book)

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784087207798
ISBN 10 : 408720779X
フォーマット
出版社
発行年月
2015年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
184p;18

内容詳細

アイルトン・セナ、アラン・プロストらを擁し、F1グランプリで無敵を誇った「マクラーレン・ホンダ」が、2015年シーズンから復活する。

「マクラーレン・ホンダ」の快進撃とともに、1980年代後半から90年代初頭にかけて、日本に沸き起こったF1ブーム。
まさにその時期に、ホンダの広報・渉外スタッフとして現場の最前線で奮闘した著者が、
サーキットの中だけではない、F1を取り巻くさまざまな“戦い”についてリアルに綴る。
セナとの交情、プロストとの駆け引き、エンジン開発をめぐる攻防、欧州メディアによるバッシングへの防戦、現場を鼓舞した本田宗一郎の言葉……。

日本企業が「チーム」となって世界で戦う姿が、ここにある。

■主な内容
・セナ・プロスト対決の裏側
・F1を司る男、バーニー・エクレストン
・車椅子の闘将フランク・ウィリアムズ
・徹底した整理整頓思考、ロン・デニス
・エンジニアがドライバーを叱りつける
・F1の契約書
・パーティー漬けのヨーロッパ・ラウンド
・ホンダ・バッシング
・1ドル150円なら契約終了?
・「少年ジャンプ」とマクラーレン
・時差を利用したエンジン開発
・フジテレビ放映権獲得の経緯
・本田宗一郎は“やめ時”を告げていた

■目次
はじめに
第1章 アイルトン・セナとの出会い
第2章 F1グランプリの内幕
第3章 F1が体現する欧州文化
第4章 日本がF1グランプリで戦うということ
終章 F1活動休止の決断
おわりに ホンダF1“再開”に寄せて

【著者紹介】
野口義修 : 1952年生まれ、元ホンダF1広報渉外マネージャー。76年ホンダ入社後、海外営業部、モーターレクリエーション推進本部、国内四輪営業本部等を歴任。83年〜92年までF1業務を担当し、88〜92年の「マクラーレン・ホンダ」全盛期にイギリスに駐在してチーム運営に携わる。2012年に定年退職し、コンサルティング業務に従事する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • hatayan さん

    2015年刊。著者は80年代から90年代までホンダでF1チームの広報や渉外を担当。当時はテレビでF1の中継が始まり、日本でも広くF1が認知された黄金期でした。 コストを度外視して勝ちに行く姿勢は6年連続でF1を制する結果をもたらしましたが、現場の疲弊が目立ってきたことからホンダは92年でF1から一旦撤退します。 94年に事故死したアイルトン・セナがメカニックへの気配りを欠かさなかったこと、週刊少年ジャンプのロゴマークがマシンの尖端に貼られるまでの舞台裏など、当事者ならではのエピソードも差し込まれています。

  • Porco さん

     90年代のマクラーレン・ホンダの活躍は話に聞いた知識しかないのですが、その活躍を、いわば裏方から支えたホンダ社員の回顧録みたいな本です。エンジニアやメカニックやドライバーやジャーナリストの視点ではなく、新規事業を任された一会社員(文系職)の仕事ぶりがうかがえて面白かったです。F1休止後に普通の(というと失礼ですが)仕事に戻っていくところとかも。今年の再参戦がうまくいっていないのは、もしかすると技術だけの問題ではないのかもしれません。外からはわからんけど。

  • redbaron さん

    欧州人のアジア人バッシングには、辟易…黄色人種が勝つとすぐルールを変えるのはどのスポーツも同じなのね。モータースポーツというと、エンジン・ドライバー等に注目が行くが、ビジネスとしての側面を興味深く読むことができた。F1参戦、頑張ってください。

  • Enzo Suzuki さん

    ホンダっていうより著者の思い出話。90年代のマクラーレン・ホンダの知識がないと楽しめない。

  • ざっきー さん

    たまたま手に取った本が面白いとうれしいですね。元ホンダのF1広報渉外マネージャーの方が書かれた一冊。当時を想像できるようなエピソードがいくつもでてくるので、往年のF1熱を知っている人ほど楽しめると思う。

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