ナビゲーション 「位置情報」が世界を変える 集英社新書

山本昇

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784087206555
ISBN 10 : 4087206556
フォーマット
出版社
発行年月
2012年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
174p 18cm

内容詳細

自らの現在位置を確認し、目的の場所がどこにあるのかを把握し、どうすれば効率的にそこに辿り着けるのかを知る―。古来、「位置情報」は、人類にとってきわめて重要な問題であった。そのために、今も多くの人々の献身的な努力が積み重ねられている。羅針盤に頼った大航海時代から、航空機やロケット出現の時代を経て、カーナビやスマートフォンへといたる歴史には、人類の驚くべき知恵と工夫が蓄積されている。我々に多大な恩恵を与え、今なお発展し続けているナビゲーションについて、具体例を挙げつつ分かりやすく論じる。

目次 : 第1章 大航海時代の幕開きと地球球体説の実証/ 第2章 精密海洋時計の開発とイギリスの七つの海の制覇/ 第3章 ロランの開発とパックスアメリカーナ/ 第4章 慣性航法システム及びGPSの開発/ 第5章 ナビゲーションの現在と将来/ 第6章 人類は技術開発の進歩についていけるのか

【著者紹介】
山本昇 : 1948年生まれ。東京大学法学部卒業。マサチューセッツ工科大学(MIT)経営大学院修士課程修了。オリエンス・コンサルティング代表。専門分野は、衛星通信・放送・ナビゲーション。KDD(現KDDI)勤務の後、ロンドンの国際機関インマルサットに入社のため家族とともに渡英。同機関の民営化作業に携わった後に退社。在英日本人のための日本クラブの事務局長を務めた後、現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • あちゃくん さん

    本日の社会人のための勉強会「サンデーラボ」で人工衛星の技術者の方の話を聞くので、予習的に関連のある分野の本を読もうと思い手に取りました。コロンブス、マゼランの時代からどうやって位置情報を取得してきたか、その歴史的な経緯が記載されています。現在位置情報といえば人工衛星を使ったGPSが有名だけれども、そこに至る流れが理解できて良かったです。現在の最先端の技術の世界でも、様々な方式に一長一短がある中で、特定の方式だけに頼らず複数の方式を組み合わせ補完しているというところに人間の叡智を感じました

  • 月世界旅行したい さん

    タイトルからもっと現代のことが書いてあると思っていたら、歴史の話が中心だった。

  • 旅猫 さん

    想像していた内容とは少し異なり、ナビゲーションの歴史を紐解いた内容でした。この先へ、まだ見ぬ世界へというのは、人類の大航海時代からの飽くなき探求、欲望の歴史なのね。

  • さっちゃん さん

    今のようにGPSでいつでも、どこでも、だれでも自分のいる位置を把握できるようになるまでの過程が書いてある。 最初はコロンブスの大航海時代の頃の話から始まる。 実はコロンブスが西インドに航海する以前に地球が丸いことは常識だったということが書いてあり、驚き。また羅針盤は使い物にならないとか。 その後は羅針盤の話や月や星の位置で緯度を計る技術などについて書かれている。 またクオーツ時計などを組み合わせて自分のいる位置を計測したり、多数の電波を利用し、多数の連立方程式を解くことで求めたりなどいろいろ書いてある。

  • tolucky1962 さん

    コロンブスの航海、ライト兄弟の飛行機のころからGPS,カーナビまで、幅広く書かれていて面白かった。

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