基本情報
内容詳細
21世紀的グローバル・ジャングルの過当競争のなかで、大量のマネーを招き寄せ、バブルを起こしながら、19世紀的労働条件・生活環境を庶民に強いて、経済成長を追い求める中国。新旧ふたつの世紀を同時に生きる中国経済の矛盾、ふくらむバブルが破裂した後に世界に及ぼす影響を当代一流のエコノミストが鋭利に分析!世界経済全体がメルトダウンを起こしつつある今、矛盾の集積地・中国と日本が共存する道を考える。
目次 : 第1章 中国バブルの構造―新旧ふたつの世紀の狭間で曲芸を続ける中国経済(欲望大国・中国の求めるフロンティア/ 中国は世界経済の王様になれるのか ほか)/ 第2章 為替切り下げ競争と人民元―存在の軽くなったお札に溺れる、にわか仕立ての中国金融(ヒト・モノ・カネの三つ巴芝居のゆくえ/ 「お札なんぞ、日銀がよこす絵葉書だ」 ほか)/ 第3章 「メイド・イン・チャイナ」の正体―グローバル市場に向かうアジアの新雁行形態(黒子の「通貨」に主役を奪われた「通商」/ 国籍不明の製品が世界を闊歩する時代 ほか)/ 第4章 動けない「ヒト」と動ける「カネ」―チャイナ・リスクはモグラたたきゲーム(華やかな上海でカラスと競う貧困者たち/ モグラたたきゲームのような経済運営 ほか)/ 第5章 チャイナ・シンドロームと世界経済―底が抜けた世界経済の矛盾は中国で濃縮する(グローバル経済のチャイナ・シンドローム/ 英語で「チャイナ」は想定外の代名詞 ほか)
【著者紹介】
浜矩子 : 1952年生まれ。一橋大学経済学部卒業。75年、三菱総合研究所入社以後、ロンドン駐在員事務所長兼駐在エコノミスト、経済調査部長などを経て、同志社大学大学院ビジネス研究科長・教授。専攻はマクロ経済分析、国際経済(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
ユーザーレビュー
読書メーターレビュー
こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。
powered by
中島直人 さん
読了日:2018/08/24
ind さん
読了日:2014/02/11
サフィ さん
読了日:2015/11/30
ひろP さん
読了日:2015/03/05
fuj さん
読了日:2012/06/03
(外部サイト)に移動します
人物・団体紹介
浜矩子
1952年、東京都生まれ。一橋大学経済学部卒。三菱総合研究所初代英国駐在員事務所所長、同社政策・経済研究センター主席研究員などを経て、2002年より同志社大学大学院ビジネス研究科教授。エコノミスト。専攻はマクロ経済分析、国際経済(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
浜矩子に関連するトピックス
-
人気経済学者がアベノミクスを切る アベノミクスの正体は?経済学者・浜矩子が日本の経済の行く先を解説する『さらばアホノミクス』。 HMV&BOOKS online|2015年11月17日 (火) 16:11
ビジネス・経済 に関連する商品情報
-
「ほんとうの社会のしくみ」を知ろう。出口治明『ほんとうの社会科』 還暦で起業し、現在APUの学長の出口治明氏が伝える、自分らしく働き、幸せに生きるための「ほんとうの社会のしくみ」。 |2023年04月04日 (火) 10:00
-
『「鉄オタ道子、2万キロ」オフィシャルブック』発売! 2022年1月よりテレビ東京にて放送されたドラマ「鉄オタ道子、2万キロ」を1冊にまとめた本。道子の旅路全12話を写真... |2022年10月17日 (月) 00:00
-
父が娘に語る美しく、深く、壮大で、とんでもなくわかりやすい経済の話。 10/1(土)NHK Eテレ「理想的本箱」にて紹介され話題!10代の娘の「なぜ、世の中にはこんなに格差があるの?」と... |2022年10月11日 (火) 13:00
-
『スマホ脳』の著者 最大のベストセラー『運動脳』 脳は身体を移動させるためにできていた。「歩く・走る」で学力、集中力、記憶力、意欲、創造性、全部アップ!有酸素運動で脳... |2022年09月07日 (水) 13:00
-
世の中の根本を疑え『22世紀の民主主義』 断言する。若者が選挙に行って「政治参加」したくらいでは日本は何も変わらない。これは冷笑ではない。もっと大事なことに目... |2022年08月24日 (水) 10:00
おすすめの商品
この商品が登録されてる公開中の欲しい物リスト
-
作成者:望月ハルヒさん
商品情報の修正
ログインのうえ、お気づきの点を入力フォームにご記入頂けますと幸いです。確認のうえ情報修正いたします。
このページの商品情報に・・・